群馬県でおすすめのエコキュート設置業者24選|修理・設置・交換業者を比較【2026年】

群馬県のエコキュート設置・交換業者比較のアイキャッチ エコキュート

※当サイトはプロモーションを含みます。

群馬県でエコキュートの交換を考え始めると、最初につまずくのが業者選びです。県内には給湯設備を扱う会社が数多くありますが、自社の公式サイトを持たない工事店も少なくありません。ネットで検索して上位に出てくるのは、県名を冠していても本社が県外にある会社のサイトだったりします。届いた見積もりを眺めても、何を基準に比べればよいのか分からないまま日が過ぎていきます。

この記事では、群馬県内に拠点があり、公式サイトでエコキュートの取扱いを確認できた24の事業者を紹介します。所在地や対応エリア、建設業許可や電気工事業の登録番号など、公式に公開されている情報だけを載せました。裏づけの取れない価格や保証年数、口コミは書いていません。比較サイトの評価もそのまま持ち込まないようにしています。

あわせて、群馬県の気候に合わせた機種の選び方、2026年に使える国と市町村の補助金、費用の内訳の読み方、工事の流れまで整理しました。群馬県は南東の平野部と北西の山間部で冬の条件がまるで違います。館林の1月の日最低気温の平年値が氷点下0.7度なのに対し、嬬恋村の田代では氷点下8.9度です。同じ県内でも判断が変わる部分を、気象庁の平年値をもとに具体的に見ていきます。

補助金についても、金額だけでなく申請の順番や併用の条件を中心にまとめました。群馬県にはエコキュートの交換だけを対象とする県単独の補助制度が確認できないため、国の制度と、住んでいる市町村の制度をどう組み合わせるかが要点になります。市町村によっては太陽光発電とつないで使う機種に限っていたり、工事の前に申請が必要だったり、給湯器の交換だけでは対象外だったりするので、取り違えると受け取れなくなります。

お湯が出なくなってから探し始めると、選択肢はその日に動ける会社に絞られます。まだ使えているうちに情報を集めておくことが、結果として費用にも仕上がりにも効いてきます。

また、本題に入る前に、エコキュートの交換や修理をご検討中の方へお伝えしたいことがあります。

エコキュートの交換は、本体の機種選びだけでなく設置工事も伴うため、どの会社に依頼するかで見積もりの内容や工事の進め方が変わってきます。

とはいえ、地域に対応したエコキュート業者は数が多く、比較するだけでも一苦労です。お湯が出ない焦りのなかで、一社ずつ調べて見積もりを取る時間は確保しにくいのが実情です。

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業者選びで迷っている方は、一度確認してみてください。

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それでは、本題の解説に入ります。

  1. 群馬県でおすすめのエコキュート交換工事業者24選
    1. 1. 株式会社ミヤケン
    2. 2. 株式会社カナメ
    3. 3. 株式会社ダイキョー
    4. 4. 株式会社ミタカ工房
    5. 5. 株式会社エスデー
    6. 6. 株式会社林家
    7. 7. 株式会社メイクワン
    8. 8. TomiDen株式会社
    9. 9. 株式会社グンシナ
    10. 10. 株式会社Reプレイス高崎
    11. 11. 株式会社ワイズ・エナジー
    12. 12. 株式会社矢島住設
    13. 13. アクアハーネス
    14. 14. 株式会社エコスリー
    15. 15. 有限会社松井電管
    16. 16. 株式会社サクライデンキ
    17. 17. 株式会社エーアンドズィー
    18. 18. 川原井電機株式会社
    19. 19. 株式会社モリハウス
    20. 20. 栄和設備株式会社
    21. 21. 株式会社大橋設備
    22. 22. 有限会社カワタ住建
    23. 23. 飯塚電気
    24. 24. 柳澤電機商会
  2. 群馬県の気候とエコキュート選びの関係
    1. 県内で8度以上ひらく1月の平均気温
    2. 寒冷地仕様を検討する目安
    3. 配管の凍結と積雪への備え
    4. 日照時間の長さと「からっ風」
  3. 群馬県の住宅事情から見た交換のタイミング
    1. 持ち家と一戸建てが多い県
    2. 都市ガスが届く範囲は限られている
    3. 交換を考え始める時期の見当
  4. エコキュートの基礎知識
    1. 空気の熱で湯を沸かす仕組み
    2. タンク容量の選び方
    3. フルオート、セミオート、給湯専用の違い
    4. 昼間に沸かすタイプという選択肢
    5. 水圧のタイプ
  5. エコキュートの寿命と交換を考えるサイン
    1. 使用年数の目安
    2. 交換を考えたほうがよい兆候
    3. 修理と交換のどちらを選ぶか
    4. 日ごろの手入れで寿命を延ばす
  6. エコキュート交換にかかる費用の見方
    1. 見積もりに現れる項目
    2. 追加費用が生じやすい場面
    3. ランニングコストの考え方
    4. 総額で判断するための手順
  7. 群馬県でエコキュート交換に使える補助金
    1. 国の制度 給湯省エネ2026事業
    2. 群馬県の制度
    3. 市町村の制度は4つのパターンに分かれる
      1. パターン1 エコキュートそのものが補助の対象
      2. パターン2 太陽光と連携する機種に限って対象
      3. パターン3 住宅リフォームと一緒なら対象
      4. パターン4 給湯器は対象外と明記
    4. 電力・ガス事業者の支援
    5. 火災保険が使えるケース
    6. 申請で失敗しないための共通ルール
  8. 群馬県でエコキュートを交換する際の注意点
    1. 市役所や町役場をかたる業者への注意
    2. 県名を冠したサイトの本社を確かめる
    3. 冬の工事と山間部の条件
    4. 熱源を切り替えるときの追加工事
    5. 契約前に確認しておきたいこと
    6. 近隣への配慮
  9. 失敗しない業者の選び方
    1. 資格と登録を見る
    2. 自社施工か下請けかを聞く
    3. 対応エリアの示し方に注目する
    4. 見積もりは複数社から取る
    5. 補助金の申請を任せられるか
    6. 避けたほうがよい兆候
    7. 公式サイトの情報の鮮度を見る
  10. エコキュート交換工事の流れ
    1. 1 問い合わせと概算の確認
    2. 2 現地調査
    3. 3 見積もりの提示と比較
    4. 4 契約と補助金の事前申請
    5. 5 工事当日
    6. 6 引渡しと書類の受け取り
    7. 7 補助金の交付申請と受け取り
  11. エコキュートのメリットと知っておきたい負担
    1. 得られるもの
    2. 引き受けることになる負担
    3. 向き不向きを分ける条件
  12. エコキュートが向いている住まい
    1. 都市ガスが来ていない地域の一戸建て
    2. 電気温水器を使っている家
    3. 太陽光発電を載せている家
    4. 日中に家を空けている世帯
    5. 向かない条件も確認しておく
  13. 群馬県のエコキュート設置に関するQ&A
    1. 群馬県に県独自のエコキュート補助金はありますか
    2. エコキュートからエコキュートへの交換でも補助金は使えますか
    3. 補助金は自分で申請するのですか
    4. 工事の前に申請しないといけない補助金はどれですか
    5. 給湯器の交換だけでは市の補助が使えないと言われました
    6. 寒冷地向けの機種は必要ですか
    7. 雪が多い地域では設置に注意が要りますか
    8. 工事は何日かかりますか
    9. タンクの容量はどう選べばいいですか
    10. エコキュートを入れたら電気の契約も変えるのですか
    11. 断水したときにタンクの水は使えますか
    12. 県外の会社に頼んでも大丈夫ですか
    13. 市役所の職員がエコキュートを勧めに来ました
    14. 見積もりは何社から取ればいいですか
  14. まとめ

群馬県でおすすめのエコキュート交換工事業者24選

ここで紹介するのは、群馬県内に拠点があり、公式サイトでエコキュートの取扱いを確認できた24の事業者です。掲載の基準は3つで、公式サイトに会社概要にあたる情報があること、エコキュートの取扱いや施工について公式サイトに記載があること、群馬県への対応が公式サイトから読み取れることとしました。比較サイトやポータルの情報は掲載の根拠にしていません。

候補として調べた事業者のうち、公式サイトにエコキュートの記載が見当たらないもの、記載があっても一般的な説明にとどまり自社が扱っていると読み取れないもの、日付入りの更新が10年以上前で止まっているもの、掲載ページが未完成でテンプレートの文言が残っているものは掲載を見送りました。県名を冠したサイトでも、本社が長野県や茨城県、大阪府、東京都にある会社は今回の対象から外しています。数をそろえることより、確かめられた情報だけを載せることを優先しています。

掲載順は評価の順位ではありません。以下の情報は2026年8月9日時点で各社の公式サイトに掲載されていた内容です。価格や保証年数、施工件数は、公式サイトに記載が確認できたものだけを載せています。記載のない項目は推測で埋めず、表の行そのものを設けていません。許可や登録の番号は公式サイトに記載されていたものをそのまま載せています。現在も有効かどうかは契約の前にご自身で確認してください。建設業許可や建築士事務所の登録は、それ自体がエコキュートの工事に関する資格を示すものではありません。

法人格が公式サイトから確認できない事業者については、表の見出しを「本社」ではなく「所在地」としています。電話番号は、実在しない仮の番号が掲示されたまま放置されている例が複数あったため、この記事では一切掲載していません。連絡先は各社の公式サイトでご確認ください。

口コミや評判については、確かめられる一次情報を用意できなかったため、この記事では一切扱っていません。掲載した事業者を推薦するものでも、掲載していない事業者を否定するものでもない点をご理解ください。

事業者 所在地 公式サイトに示された対応エリア 公式サイトに記載された対応内容
1. 株式会社ミヤケン 前橋市 前橋市・高崎市・桐生市・伊勢崎市・太田市ほか県内20市町村(取付工事対応地域) エコキュート・電気温水器の交換
2. 株式会社カナメ 前橋市(伊勢崎店・玉村店あり) 伊勢崎市連取本町の店舗を中心に車でおよそ10分以内 給湯器・エコキュートの交換
3. 株式会社ダイキョー 前橋市 前橋市・高崎市・伊勢崎市・太田市・桐生市ほか県内14市町村 施工事例にエコキュート交換工事
4. 株式会社ミタカ工房 前橋市 前橋市・旧高崎市・伊勢崎市・渋川市・藤岡市ほか県内9市町村 施工事例にエコキュート交換工事
5. 株式会社エスデー 前橋市 前橋市・高崎市・伊勢崎市・玉村町・渋川市・藤岡市・富岡市ほか エコキュートの修理・交換・販売
6. 株式会社林家 前橋市 群馬県・栃木県・茨城県(栃木施工センターあり) ガス給湯器・エコキュート・石油給湯器の交換
7. 株式会社メイクワン 高崎市 高崎市全域・富岡市・安中市・藤岡市・玉村町・伊勢崎市の一部 エコキュート・エコジョーズの交換
8. TomiDen株式会社 高崎市 高崎市を中心とした近隣エリア エコキュート工事
9. 株式会社グンシナ 高崎市 高崎市(その他の地域は問い合わせ) エコキュートの販売・取付工事
10. 株式会社Reプレイス高崎 高崎市 群馬県全域・埼玉県北部 エコキュートの交換
11. 株式会社ワイズ・エナジー 伊勢崎市 伊勢崎市を中心に前橋市・高崎市・太田市・館林市・玉村町ほか群馬県全域 エコキュート工事
12. 株式会社矢島住設 太田市 太田市・桐生市・館林市・みどり市・邑楽郡 エコキュートを含む給湯器の販売・工事
13. アクアハーネス 太田市 太田市・伊勢崎市・前橋市・高崎市を中心とした群馬県全域 全メーカーのエコキュートの取扱い
14. 株式会社エコスリー みどり市 桐生市・みどり市・太田市・伊勢崎市・高崎市・前橋市ほか県内18市町村 エコキュートを含む給湯器の販売・施工
15. 有限会社松井電管 みどり市 みどり市・桐生市・伊勢崎市・太田市(上下水道指定工事店の登録市) オール電化工事にエコキュート
16. 株式会社サクライデンキ 桐生市 桐生市・みどり市・伊勢崎市・太田市・前橋市・高崎市・足利市および隣接地域 エコキュートの交換・新規設置・修理
17. 株式会社エーアンドズィー 桐生市 桐生市・みどり市 営業内容にエコキュート
18. 川原井電機株式会社 桐生市 公式サイトに記載なし(所在地は桐生市) 事業内容にエコキュート
19. 株式会社モリハウス 渋川市 渋川市・東吾妻町・吉岡町・榛東村ほか 施工事例にエコキュート交換工事
20. 栄和設備株式会社 北群馬郡吉岡町 吉岡町・渋川市・榛東村 給湯器・エコキュートの設置・交換
21. 株式会社大橋設備 藤岡市 公式サイトに記載なし(所在地は藤岡市) オール電化の取扱いにエコキュート
22. 有限会社カワタ住建 館林市 館林市・邑楽郡・太田市・桐生市ほか(同社から約1時間の範囲) オール電化リフォームにエコキュート
23. 飯塚電気 安中市 安中市とその近隣(高崎市・富岡市ほか) 給湯器(エコキュート)の相談
24. 柳澤電機商会 甘楽郡甘楽町 甘楽町・富岡市 オール電化の取扱いにエコキュート

1. 株式会社ミヤケン

前橋市西片貝町に拠点を置き、2000年の創業から水まわりのリフォームを手がけてきた会社です。エコキュートと電気温水器の交換については「チカラもち群馬店」という専門の窓口を設けており、公式サイトの事業内容にも「エコキュート・電気温水器の交換」と明記されています。リフォーム全般は「ミヤケンリフォーム」の名前で展開しており、同じ会社が入口を分けている形です。

扱っているエコキュートのメーカーは、ダイキン、三菱、パナソニック、東芝、日立、コロナの6社が公式サイトに挙げられています。群馬県で流通している主要メーカーはひととおり揃っているので、いま使っている機種からの入れ替えでメーカーを変えたい場合でも相談しやすいはずです。

保有資格として第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、GSSガス機器設置スペシャリスト、液化石油ガス整備工事士、ガス可とう管接続工事監督者、簡易内管施工士が公開されています。エコキュートの設置には電気と給排水の両方の知識が要るので、この2系統の資格が並んでいるかどうかは見ておきたいところです。問い合わせは24時間受付、年中無休と記載されています。

所在地 群馬県前橋市西片貝町4-17-10 ミヤケンリフォーム内
創業 2000年
公式サイトに記載された事業内容 エコキュート・電気温水器の交換
公式サイトに記載された取扱メーカー ダイキン・三菱・パナソニック・東芝・日立・コロナ
公式サイトに記載された保有資格 第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、GSSガス機器設置スペシャリスト、液化石油ガス整備工事士、ガス可とう管接続工事監督者、簡易内管施工士
公式サイトに記載された受付時間 24時間受付(年中無休)
公式サイトに記載された取付工事対応地域(群馬県分) 前橋市・高崎市・桐生市・伊勢崎市・太田市・沼田市・館林市・渋川市・藤岡市・富岡市・安中市・みどり市・榛東村・吉岡町・甘楽町・玉村町・板倉町・明和町・千代田町・大泉町
公式サイト https://chikaramoti-gunma.com/

2. 株式会社カナメ

公式サイトによると、前橋市で1965年に創業したガス会社から生まれたお店で、いまは「カナメリフォーム」「給湯職人」の名前で給湯器とエコキュートの交換を専門に扱っています。会社の所在地は前橋市広瀬町で、店舗は伊勢崎市連取本町と佐波郡玉村町上之手の2か所です。

対応の範囲について、公式サイトには「伊勢崎市連取本町の店舗を中心に、車でおよそ10分以内のお客様を対象に2時間以内の対応を心掛けています」と書かれています。広く網をかけるのではなく、駆けつけられる距離に絞るという考え方です。お湯が止まったときの初動を重視するなら、この書き方は判断材料になります。

保証については「商品&工事のW10年保証」と記載されています。施工実績として28,400件以上という数字が掲げられていますが、これはエコキュート単独ではなく、トイレやコンロなども含めた全体の合計です。エコキュートの施工事例は別に一覧が用意されており、そちらで実際の工事内容を確認できます。

所在地 群馬県前橋市広瀬町1丁目6-22
店舗 カナメリフォーム伊勢崎店(群馬県伊勢崎市連取本町10-14)、カナメリフォーム玉村店(群馬県佐波郡玉村町上之手1657-1)
創業 1965年(前橋市でガス会社として創業)
公式サイトに記載された対応エリア 伊勢崎市連取本町の店舗を中心に、車でおよそ10分以内の範囲
公式サイトに記載された保証 商品&工事のW10年保証
公式サイトに記載された施工実績 「施工実績 28,400件以上」(エコキュート単独の件数ではない)
公式サイト https://kaname-reform.jp/

3. 株式会社ダイキョー

前橋市上泉町に本社を置く水まわりリフォームの会社です。1998年に有限会社大協住販として設立され、2007年に現在の商号へ変更したと公式サイトの沿革に記載されています。ショールームを構えており、実物を見ながら相談できる体制をとっています。

エコキュートについては、施工事例に前橋市での交換工事が日付入りで継続的に掲載されています。2026年8月に入ってからの依頼も掲載されており、実際に動いている様子が読み取れます。会社概要の事業内容は「住宅リフォーム設計、施工、アフター管理」「住宅設備機器販売、施工、アフター管理」「不動産事業」で、給湯器はこの住宅設備機器の中に含まれる形です。

この会社の特徴は、給水と排水の指定工事店としての登録範囲の広さです。給水装置の指定工事店として群馬県内22市町村、排水設備の指定工事店として19市町村に登録があると公開されています。エコキュートの設置は既存の給水配管を触る工事なので、住んでいる市町村で指定を受けているかどうかは、実務上の確認ポイントになります。

所在地 群馬県前橋市上泉町667番地3
設立 1998年
資本金 450万円
代表者 代表取締役社長 吉澤 和男
公式サイトに記載された許可番号 建築工事業(住宅性能保証制度) 群馬県知事許可(般-6)第20955号、宅地建物取引業 群馬県知事許可(6)6011号
公式サイトに記載された指定登録 給水装置指定工事店 群馬県内22市町村、排水設備指定工事店 群馬県内19市町村
公式サイトに記載された保有資格 排水設備工事責任事業者7名、給水装置工事主任技術者6名、浄化槽設備士2名、2級管工事施工管理技士3名
公式サイトに記載された営業時間 10:00〜17:00(年中無休。ショールームは木曜定休)
従業員数 16名
公式サイト https://www.daikyo-reform.com/

4. 株式会社ミタカ工房

前橋市上泉町に本社を構える水まわりリフォームの専門店で、創業は平成10年6月と公開されています。前橋市内に若宮店と天川大島店の2つのショールームがあり、実際に設備を見て決めたい人が足を運びやすい構えです。

対応エリアの考え方が明確なのがこの会社の特徴です。公式サイトには「車で1時間以内で行ける地域を対象にしています」と書かれており、前橋市、旧高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町、吉岡町、みどり市、榛東村、藤岡市が挙げられています。工事のあとに不具合が出たときの動きやすさを考えると、距離を区切っている会社の言い分には合理性があります。

エコキュートについては、施工事例のページに前橋市での交換工事や、電気温水器からエコキュートへ入れ替えて補助金を使った事例が掲載されています。許可の登録は二級建築士事務所、建築工事業、宅地建物取引業の3系統が公開されており、有資格者も一級建築士から管工事施工管理技師まで幅広く挙げられています。給湯器まわりの工事保証については、公式サイトの記載が最長1年となっている点は把握しておいてください。

所在地 本社 群馬県前橋市上泉町1163-2、前橋ショールーム若宮店 群馬県前橋市若宮町4丁目13-12、天川大島ショールーム 群馬県前橋市天川大島町2丁目6-8
創業 平成10年6月
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役 北屋敷 司
公式サイトに記載された許可番号 二級建築士事務所:群馬県知事登録第4767号、建築工事業:群馬県知事許可(般‐1)第21062、宅地建物取引業:群馬県知事許可(2)第7092号
公式サイトに記載された対応エリア 前橋市、旧高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町、吉岡町、みどり市、榛東村、藤岡市(車で1時間以内で行ける地域)
公式サイトに記載された営業時間 10:00〜18:00
公式サイトに記載された事業内容 住宅リフォーム事業・新築住宅事業・不動産事業
公式サイト https://www.r-mitaka.com/

5. 株式会社エスデー

前橋市宮地町にある、旧細野電化センターの名前で親しまれてきた電器店です。公式サイトはエコキュートの修理と交換に的を絞った構成になっていて、トップページから故障の相談と買い替えの相談に分かれて進める作りになっています。

三菱電機のスマート家電サポート店として、同社のエコキュートを中心に取り扱っています。掲載されている機種には補助金の対象商品である旨が示されており、商品代金と標準設置費、撤去処分費、10年保証をまとめた形での案内が基本になっています。修理で直るのか買い替えるべきなのかという入口の判断から相談したい人には、この構成は分かりやすいはずです。

対応エリアは前橋市、高崎市、伊勢崎市、玉村町、渋川市、藤岡市、富岡市ほかと公開されています。県央から県南西にかけての広い範囲を押さえている形です。年中無休で受付時間は9時から19時までと記載されており、問い合わせのときは貯湯ユニットの型番が分かる写真を用意しておくとやりとりが早く進みます。

所在地 群馬県前橋市宮地町346-1
代表者 代表取締役 細野 誠一
公式サイトに記載された事業内容 エコキュートの修理・交換・販売、IHクッキングヒーター設置、エアコン工事ほか
公式サイトに記載された対応エリア 前橋市、高崎市、伊勢崎市、玉村町、渋川市、藤岡市、富岡市ほか
公式サイトに記載された保証 商品・標準設置・撤去処分費・10年保証を含む価格として掲載
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜19:00(年中無休)
公式サイト https://sd-ltd.com/

6. 株式会社林家

前橋市大渡町に本社を置き、「エネマル」の店名で給湯器の交換を専門に扱っている会社です。沿革によると2004年にオリエンタルテクノとして創業し、2012年に株式会社林家を設立、2014年から給湯器交換事業を始めたとされています。

扱う機器はガス給湯器、エコキュート、石油給湯器の3系統です。群馬県内は都市ガスの供給区域が平野部の市街地に限られており、LPガスや灯油を使っている家庭が多く残っています。3系統をまとめて扱う会社なら、いまの熱源から電気に切り替える判断そのものを一緒に検討できます。

保証については無料の10年保証が公式サイトに掲げられています。栃木県栃木市に施工センターを構えており、対応の範囲は群馬県だけでなく北関東に広がっています。営業日は8時から18時までで、日曜と祝日が休みと記載されています。

所在地 群馬県前橋市大渡町一丁目12番地2
設立 2012年(2004年 オリエンタルテクノとして創業)
資本金 5,000,000円
代表者 林 剛彦
拠点 栃木施工センター(栃木県栃木市新井町1024-2)
公式サイトに記載された対応内容 ガス給湯器・エコキュート・石油給湯器の交換工事
公式サイトに記載された保証 無料10年保証
公式サイトに記載された営業日 8:00〜18:00(日曜・祝日休み)
公式サイト https://enemaru.jp/

7. 株式会社メイクワン

高崎市上大類町に本社を置き、「高崎リフォーム」の名前で水まわりのリフォームと増改築を手がけている会社です。公式サイトの挨拶文には平成8年の創業と書かれています。ショールームを2か所構えており、それぞれ施工エリアを分けて運用しています。

エコキュートについては専用のページがあり、エコジョーズとあわせて交換の相談を受け付けています。在庫を持っているため現地調査から設置までを短い日数で進められるという趣旨の案内が出ています。給湯省エネ事業の補助金の対象商品を扱っている旨も記載されています。

対応エリアは本店ショールームが高崎市全域と富岡市、安中市、高崎中央ショールームが高崎市全域と藤岡市、玉村町、伊勢崎市の一部です。公式サイトには対応エリアを同社から30分以内に絞っているという説明もあります。実績としては水廻りリフォームで累計2500件という数字が掲げられていますが、これは2022年時点の記載である点にご注意ください。

所在地 本社 群馬県高崎市上大類町785-2
代表者 代表取締役 武井 一樹
公式サイトに記載された許可番号 建設業:群馬県知事(般4)第24227号、不動産業:国土交通大臣(2)9040号
公式サイトに記載された保有資格 2級建築士、宅地建物取引士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー2級
公式サイトに記載された施工エリア 本店ショールーム:高崎市全域・富岡市・安中市/高崎中央ショールーム:高崎市全域・藤岡市・玉村町・伊勢崎市(一部)
公式サイトに記載された営業時間 10:00〜19:00(水曜定休)
公式サイトに記載された施工実績 「累計2500件(2022年時点)」(水廻りリフォームの実績として記載)
従業員数 30人
公式サイト https://takasaki-reform.com/

8. TomiDen株式会社

高崎市沖町に本社を置く電気工事の会社で、公式サイトにエコキュート工事の専用ページを設けています。電球の交換1つから相談を受けるという構えで、住宅の電気まわり全般を扱っています。

エコキュートのページでは、機器の仕組みや工事の内容、費用の考え方が丁寧に整理されています。電気工事を本業とする会社が給湯器を扱う場合、200ボルトの電源工事や分電盤の確認を自社でこなせるという強みがあります。エコキュートの設置では既存の分電盤に空きがあるか、専用回路を引けるかが工事費を左右するので、この点を最初に見てもらえるのは実務上の利点です。

建設業許可番号は群馬県知事許可 第023333号として公開されています。会社概要には資本金2,000千円、業務内容は電気業と記載されています。対応エリアについては「高崎市を中心に群馬県内の周辺地区町村で対応しております」と記載されています。

所在地 群馬県高崎市沖町363-3
代表者 富澤 貴弘
資本金 2,000千円
公式サイトに記載された建設業許可番号 群馬県知事許可 第023333号
公式サイトに記載された業務内容 電気業(エコキュート工事の専用ページあり)
公式サイトに記載された対応エリア 群馬県内高崎市を中心に近隣エリア
公式サイト https://tomi-den.jp/

【簡単3分】SUUMOリフォームでエコキュートの修理・交換業者を探す⇒

9. 株式会社グンシナ

高崎市井野町に本社を置く会社で、公式サイトには設立年1914年、創業100年以上と記載されています。家庭用燃料の供給から始まった会社が、いまは「グンシナリフォーム」の名前でガス機器や水まわり、空調機器の工事を扱っています。

エコキュートについては専用のメニューページがあり、機種ごとの案内が並んでいます。事業内容にはLPガスと灯油の販売、住宅設備機器の販売と取付工事、LPガス設備の取付工事、都市ガス機器の販売と取付工事、給排水設備工事、空調設備工事が挙げられています。高崎市ほかの指定給排水工事事業者であり、東京ガスの簡易内管施工登録店でもあると公開されています。

対応エリアは高崎市が中心で、それ以外の地域は問い合わせという扱いです。公式サイトには営業エリアを車で30分圏内に限定しているという説明もあります。ガスと電気の両方を扱ってきた会社なので、いまLPガスや都市ガスの給湯器を使っていて電気に切り替えるかどうか迷っている段階から相談できます。

所在地 群馬県高崎市井野町1042番地1
設立年 1914年(創業100年以上と記載)
資本金 2,000万円
代表者 代表取締役社長 廣田 貴昭
公式サイトに記載された事業内容 LPガス・灯油販売、住宅設備機器販売・取付工事、LPガス設備取付工事、都市ガス機器販売・取付工事(東京ガス簡易内管施工登録店)、給排水設備工事(高崎市他指定給排水工事事業者)、空調設備工事
公式サイトに記載された対応エリア 群馬県高崎市(その他の地域は問い合わせ)
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜17:00
従業員数 16名
公式サイト https://gunsina-reform.net/

10. 株式会社Reプレイス高崎

高崎市下小鳥町に事務所を構える、窓とドアのリフォームを軸にした専門店です。公式サイトにエコキュートの交換に特化したページを用意しており、補助金への対応も案内しています。

事業内容にはサッシ工事、ガラス工事、内装工事、水廻りリフォーム、住宅用設備機器、テラス、バルコニー、カーポート、門扉、フェンス、ウッドデッキ、外装工事、外構工事などが並びます。エコキュートの交換単体だけでなく、断熱や外まわりの工事をまとめて考えたいときに相談先の候補になります。市町村の補助金には、給湯器の交換だけでは対象にならず住宅の改修工事と一緒でなければ使えないものがあるので、複数の工種を扱える会社という点は覚えておいて損はありません。

対応エリアは群馬県全域と埼玉県北部です。営業時間は9時から18時までで、土曜、日曜、祝日が定休と記載されています。土日に打ち合わせをしたい場合は、平日の時間の作り方を先に考えておく必要があります。

所在地 群馬県高崎市下小鳥町67-10 ラパンスクエア2B
代表者 代表 望月 博
公式サイトに記載された事業内容 サッシ工事、ガラス工事、内装工事、水廻りリフォーム、住宅用設備機器、テラス、バルコニー、カーポート、門扉、フェンス、ウッドデッキ、外装工事、外構工事、物置、シャッター工事ほか
公式サイトに記載された対応エリア 群馬県全域・埼玉県北部
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜18:00(土曜・日曜・祝日定休)
公式サイト https://www.replace-takasaki.com/

11. 株式会社ワイズ・エナジー

伊勢崎市三和町に本社を置く水まわりリフォームの会社で、公式サイトには自社工事店であることが掲げられています。2009年に創業し2013年に設立と記載されています。

エコキュートの専用ページがあり、パナソニック、三菱、ダイキン、東芝の機種を扱っていることが分かります。業種としては給排水設備工事、ソーラーシステムと太陽光発電、電気工事、リフォーム、土木工事が挙げられており、太陽光発電を含めて提案できる体制です。群馬県は年間の日照時間が長い地域なので、太陽光と給湯をまとめて相談できる会社は選択肢として意味を持ちます。

保有資格は1級管工事施工管理、2級土木施工管理、2種電気工事士、液化石油ガス設備が公開されています。対応エリアは伊勢崎市を中心に前橋市、高崎市、太田市、館林市、玉村町などで、それ以外の群馬県全域にも伺えるとしています。なお公式サイトの価格表示は同一ページ内で税込と税抜の記載が混在しているため、見積もりを取るときはどちらの表記かを確認してください。

所在地 群馬県伊勢崎市三和町1426-1(練馬営業所 東京都練馬区練馬1-20-8)
創業・設立 2009年 創業、2013年 設立
公式サイトに記載された業種 給排水設備工事、ソーラーシステム・太陽光発電、電気工事、リフォーム、土木工事
公式サイトに記載された保有資格 1級管工事施工管理、2級土木施工管理、2種電気工事士、液化石油ガス設備
公式サイトに記載された対応エリア 伊勢崎市を中心に前橋市、高崎市、太田市、館林市、玉村町など。それ以外の群馬県全域にも対応
公式サイト https://www.ys-energy.co.jp/

12. 株式会社矢島住設

太田市新井町に拠点を置く、給湯器など住宅設備の交換と施工と販売の専門店です。2018年4月18日設立と公開されており、比較的新しい会社ですが、新着情報が継続して更新されています。

扱う機器はエコキュート、ガス給湯器、石油給湯器の3系統で、それぞれ商品一覧のページが用意されています。エコキュートについてはパナソニック、コロナ、三菱の機種が掲載され、給湯省エネ事業の補助金対象製品である旨も示されています。太田市での電気温水器からエコキュートへの入れ替えや、館林市での交換の見積もりといった動きが新着情報から読み取れます。

対応エリアの区分けが具体的です。東毛地区として太田市、桐生市、館林市、みどり市、邑楽郡が挙げられ、県境を越えた両毛地区やその他の地域についても記載があります。県東部にお住まいで、まず地元の会社に見てもらいたいという場合の候補になります。営業時間は8時30分から19時までで、日曜が休みです。

所在地 群馬県太田市新井町520-18
設立 2018年4月18日
代表者 代表取締役 矢島 貴広
公式サイトに記載された事業内容 給湯器販売・工事、住宅設備の施工・販売
公式サイトに記載された対応エリア 東毛地区(太田市・桐生市・館林市・みどり市・邑楽郡)ほか
公式サイトに記載された営業時間 8:30〜19:00(日曜休み)
公式サイト https://yajima-jyusetu.com/

13. アクアハーネス

太田市新田中江田町にある、エコキュートと給湯器の交換を専門に扱う店です。公式サイトによると代表が水道工事店や土木工事会社での経験を重ねたのち独立し、屋号としてアクアハーネスを名乗っています。法人格の表記はないため、この記事では所在地として住所を掲載しています。

この店の特徴は、代表個人が持つ資格の幅です。給水装置工事主任技術者、液化石油ガス設備士、第二種電気工事士、ガス可とう管接続工事監督者、2級管工事施工管理技士、2級土木施工管理技士、下水道排水設備工事責任技術者、石油機器技術管理士、宅地建物取引士が公開されています。エコキュートの工事は水道と電気とガスの境界に位置するので、これらを一人で押さえている点は分かりやすい強みです。

公式サイトには「地元密着で水、ガス、電気の有資格者である私自ら工事を行います」と書かれています。指定を受けている登録として、群馬東部水道企業団の指定給水装置工事事業者、太田市の下水道排水設備指定工事店などが挙げられています。施工エリアは太田市、伊勢崎市、前橋市、高崎市を中心とした群馬県全域です。

所在地 群馬県太田市新田中江田町999-3
代表 江口 淳二
公式サイトに記載された保有資格 給水装置工事主任技術者、液化石油ガス設備士、第二種電気工事士、ガス可とう管接続工事監督者、2級管工事施工管理技士、2級土木施工管理技士、下水道排水設備工事責任技術者、石油機器技術管理士、宅地建物取引士
公式サイトに記載された指定登録 群馬東部水道企業団指定給水装置工事事業者、太田市下水道排水設備指定工事店ほか
公式サイトに記載された施工エリア 太田市、伊勢崎市、前橋市、高崎市を中心とした群馬県全域
公式サイトに記載された取扱い 全メーカーのエコキュート
公式サイトに記載された受付時間 8:00〜19:00(日曜・祝日を除く)
公式サイト https://aqua-harness.com/

14. 株式会社エコスリー

みどり市笠懸町に本社を置く、給湯器とガス器具の販売と施工の会社です。公式サイトにはパナソニック、ダイキン、日立、三菱、コロナの各社のエコキュートを扱うことが明記されています。ガス給湯器のメーカーもノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスと幅広く並んでいます。

保有資格として液化石油ガス設備士、ガス設置機器スペシャリスト、ガス可とう管接続工事監督者、第二種電気工事士、給排水装置工事主任者、丙種および乙種ガス主任技術者、石綿作業主任者、石綿含有建材調査者が挙げられています。古い住宅の設備を触る工事では石綿に関する資格を持つ担当者がいるかどうかが実務に効いてくる場面があります。

対応エリアは群馬県内では桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市、高崎市、前橋市、渋川市、安中市、沼田市、富岡市、藤岡市、館林市に加え、邑楽郡、甘楽郡、北群馬郡、佐波郡、多野郡、みなかみ町まで挙げられています。県内をほぼ網羅する形です。なお公式サイトに掲げられている月700件から1100件という工事実績は、大手ガス会社やホームセンターとの提携分を含む数字である旨が併記されています。

所在地 群馬県みどり市笠懸町久宮346-1
代表者 代表取締役 藤本 諭
公式サイトに記載された業務内容 給湯器等、ガス器具の販売・施工
公式サイトに記載された取扱メーカー パナソニック・ダイキン・日立・三菱・コロナのエコキュート、ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスほか
公式サイトに記載された保有資格 液化石油ガス設備士、ガス設置機器スペシャリスト、ガス可とう管接続工事監督者、第二種電気工事士、給排水装置工事主任者、丙種ガス主任技術者、乙種ガス主任技術者、石綿作業主任者、石綿含有建材調査者
公式サイトに記載された対応エリア 群馬県 桐生市、みどり市、太田市、伊勢崎市、高崎市、前橋市、渋川市、安中市、沼田市、富岡市、藤岡市、館林市、邑楽郡、甘楽郡、北群馬郡、佐波郡、多野郡、みなかみ町ほか
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜19:00(年中無休)
公式サイト https://ecothree.net/

15. 有限会社松井電管

みどり市笠懸町西鹿田に本社を置く、電気工事と給排水設備工事の会社です。オール電化のページにエコキュートの解説が置かれており、大気中の熱を自然冷媒に熱交換して湯を沸かす仕組みが説明されています。

許可の登録が2系統そろっているのがこの会社の特徴です。建築業の許可として群馬県知事許可 般-23 第22717号(管・電気・消防施設工事業)、電気工事業として群馬県知事登録第2009010号が公開されています。エコキュートの設置は配管工事と電気工事の両方を伴うので、この2つを自社で持っている会社は工程の受け渡しでのつまずきが起きにくくなります。

公式サイトは対応エリアという形で地域を示していませんが、上下水道の指定工事店として登録のある市町村に、みどり市、桐生市、伊勢崎市、太田市の4市を挙げています。施工実績の一覧には県東部の各市での工事が並んでいます。給水まわりの手続きを含めて任せられる体制です。

所在地 群馬県みどり市笠懸町西鹿田223-1
代表者 代表取締役社長 松井 正嘉
公式サイトに記載された許可番号 建築業の許可 群馬県知事許可 般-23 第22717号(管・電気・消防施設工事業)、電気工事業 群馬県知事登録第2009010号
公式サイトに記載された指定工事店の登録市 みどり市・桐生市・伊勢崎市・太田市(いずれも上下水道指定工事店)
公式サイトに記載された業務内容 電気設備工事、換気設備工事、給排水衛生設備工事、空気調和設備工事、消火栓・防災設備工事、リフォーム工事、メガソーラー/太陽光発電設備工事、高・低圧電気設備工事
公式サイト https://www.matsui-denkan.com/

16. 株式会社サクライデンキ

桐生市稲荷町にある、「エストサポートサクライ」の名前で営業している家電と設備の専門店です。公式サイトには創業80年と記載されています。エコキュートについては専用のページが用意されており、見積り依頼、修理相談、工事の空き状況、保証規定まで項目が分かれています。

保証の設計が具体的です。パナソニック製エコキュートに限って製品10年保証が付き、これとは別に自社施工で行った機器本体の設置工事部分に工事10年保証が付くと明記されています。さらに10年間は点検の出張費が無料とされています。保証の対象範囲を製品と工事に分けて書いている会社はそう多くないので、比べるときの材料としては具体的です。

工事の対象地域は桐生市、みどり市、伊勢崎市、太田市、前橋市、高崎市および隣接地域と公開されています。営業時間は9時から19時までで年中無休です。適格請求書発行事業者の登録番号や、桐生市水道局の指定給水装置工事事業者、登録電気工事事業者であることも掲示されています。

所在地 群馬県桐生市稲荷町1-8
創業 創業80年(公式サイトの記載)
公式サイトに記載された登録 適格請求書発行事業者登録番号 T1070001017399、桐生市水道局指定給水装置工事事業者、登録電気工事事業者
公式サイトに記載された保証 製品10年保証(パナソニック製エコキュートのみ)、工事10年保証(自社施工で行った機器本体の設置工事部分)、10年間は点検出張費無料
公式サイトに記載された工事対象地域 桐生市・みどり市・伊勢崎市・太田市・前橋市・高崎市・足利市および隣接地域
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜19:00(年中無休)
公式サイト https://www.est-support.com/

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17. 株式会社エーアンドズィー

桐生市相生町にある、1936年創業の街の電器店です。公式サイトの挨拶文には「山形ラジオ店」から始まって80年以上という説明があります。「電気と暮らしまるごと」という言葉を掲げ、電球1個の交換から住宅のリフォームまで幅広く受けています。

営業内容の筆頭にエコキュートが挙げられており、そのあとにIHクッキングヒーター、太陽光発電システム、家電製品、業務用空調設備、住宅設備機器などが続きます。工事と修理の内容としては電気工事、空調設備工事、住宅設備工事、オール電化設備工事、太陽光発電システム工事が公開されています。

桐生市とみどり市の皆様を支えるという書き方をしており、対応の範囲は絞られています。営業時間は9時から19時まで、毎週水曜が定休です。駐車場が10台分あり、支払い方法もクレジットカードや各種コード決済まで公開されています。長く地域で商売してきた電器店に頼みたい場合の候補です。

所在地 群馬県桐生市相生町5丁目474-3
創業 1936年(昭和11年)
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役 山形 剛
公式サイトに記載された営業内容 エコキュート、IHクッキングヒーター、太陽光発電システム、家電製品、業務用空調設備、住宅設備機器、住宅リフォームほか
公式サイトに記載された工事・修理内容 電気工事、空調設備工事、住宅設備工事、オール電化設備工事、太陽光発電システム工事
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜19:00(毎週水曜定休)
従業員数 10名
公式サイト https://www.denkimarugoto.com/

18. 川原井電機株式会社

桐生市錦町にある電気工事と家電販売の会社です。公式サイトには長年地域に密着して各種電気工事を手がけてきたと書かれています。事業内容の一つとしてエコキュートが挙げられ、電気を使って空気を温めて湯を沸かす給湯器であるという説明が添えられています。

扱う工事はEV充電設備工事、オール電化住宅、住宅建設電気工事、エコキュート、IHクッキングヒーター、太陽光発電システム、省エネ一般家電です。新築の電気工事で建築会社と提携しているという記載もあり、住宅一棟分の電気を見てきた会社であることがうかがえます。

公式サイトには設立年や資本金、代表者名、許可番号の記載がなく、会社概要として公開されているのは社名、住所、電話番号、営業時間、定休日、事業内容にとどまります。エコキュートについても「オール電化と合わせてのご利用が基本となります」という説明が置かれていますが、実際にはガスコンロを残したままエコキュートだけを入れることもできます。問い合わせの際は、この点を含めて確認してください。

所在地 群馬県桐生市錦町2-8-22
公式サイトに記載された事業内容 EV充電設備工事、オール電化住宅、住宅建設電気工事、エコキュート、IHクッキングヒーター、太陽光発電システム、省エネ一般家電
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜19:00(日曜・祝日定休)
公式サイト https://www.kawarai-denki.com/

19. 株式会社モリハウス

渋川市渋川に本社を置く水廻りリフォームの専門店です。2019年1月1日の創業と公開されており、代表は住宅リフォームの仕事に19年携わってきたと挨拶文に書かれています。地元である渋川市に専門店を開いたという成り立ちです。

エコキュートの施工事例が具体的で、渋川市での交換工事が機種名まで含めて掲載されています。パナソニックのSシリーズやダイキンのNシリーズといった型番が並び、370リットルと460リットルのどちらを入れたかまで読み取れます。配管の床下漏水の工事事例もあり、給湯まわりのトラブル対応の幅が分かります。

公式サイトには「地域密着を基本とし、むやみやたらに対応エリアを広げることはいたしません」と書かれており、渋川市を中心とした車で30分圏内が対象です。営業許可は群馬県知事 (般-3) 第 25181 号として公開され、保有資格には二級建築士、2級建築施工管理技士、電気工事士、福祉住環境コーディネーター、建築石綿含有建材調査者が挙げられています。

所在地 群馬県渋川市渋川1754-4
創業 2019年1月1日
資本金 300万円
代表者 代表取締役 森 雅行
公式サイトに記載された営業許可 群馬県知事 (般-3) 第 25181 号
公式サイトに記載された保有資格 二級建築士、2級建築施工管理技士、電気工事士、福祉住環境コーディネーター、建築石綿含有建材調査者
公式サイトに記載された対応エリア 群馬県・渋川市・東吾妻町・吉岡町・榛東村・その他(渋川市を中心とした車で30分圏内)
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜18:00(水曜・日曜定休)
公式サイト https://www.r-morihouse.jp/

20. 栄和設備株式会社

北群馬郡吉岡町漆原に本社を置く水道設備の会社です。昭和51年3月の設立と公開されており、公式サイトには創業50周年という節目も記されています。町の水道工事指定店として長く地域の設備を見てきた会社です。

業務内容に「給湯器・エコキュートの設置・交換」が明記されています。あわせて蛇口交換やパッキン交換のような小さな工事も内容によって受けると書かれており、規模の大小で線を引かない姿勢がうかがえます。エコキュートを入れたあとに配管や水栓で気になる点が出たとき、同じ会社に続けて相談できるのは実務上のメリットです。

建設業許可は(般-7)第8491号として公開され、吉岡町水道工事指定店、下水道排水設備指定工事店の登録もあります。所持資格は給水装置工事主任技術者、2級管工事施工管理技士、2級土木施工管理技士、浄化槽設備士です。対応エリアは吉岡町、渋川市、榛東村が中心で、その他の近隣地域は工事内容により相談となっています。北群馬郡に拠点を置いてエコキュートを明記している会社は多くないため、この地域では貴重な選択肢です。

所在地 群馬県北群馬郡吉岡町大字漆原1367-1
設立 昭和51年3月
代表者 栗田 真佐代
公式サイトに記載された許可 建設業許可(般-7)第8491号、吉岡町水道工事指定店、下水道排水設備指定工事店
公式サイトに記載された所持資格 給水装置工事主任技術者、2級管工事施工管理技士、2級土木施工管理技士、浄化槽設備士
公式サイトに記載された事業内容 水道設備工事、水まわりリフォーム(給湯器・エコキュートの設置・交換を含む)
公式サイトに記載された対応エリア 吉岡町・渋川市・榛東村を中心に対応。その他近隣地域は工事内容により相談
公式サイト https://eiwa-setsubi-yoshioka.jp/

21. 株式会社大橋設備

藤岡市藤岡に本社を置く会社で、太陽光発電工事とオール電化を軸に、電気設備工事やリフォームを手がけています。公式サイトの挨拶には創業以来50年以上という記載があります。

オール電化のページにエコキュートと電気温水器の解説が置かれており、両者の違いが説明されています。電気温水器が電気だけで湯を沸かすのに対し、エコキュートは外気の熱を取り込んで沸かすという違いです。いま電気温水器を使っている家庭にとって、この差はそのまま電気代の差になって表れます。

主要取引先として東京電力の電化推進パートナーであること、藤岡市の下水道指定工事店であることが公開されています。営業時間は8時30分から18時30分までで、土曜、日曜、祝日が定休です。多野郡や藤岡市周辺で電気と水道の両方を見てもらいたい場合の候補になります。

所在地 群馬県藤岡市藤岡1663-7
代表 大橋 沙織
公式サイトに記載された主要取引先 東京電力 電化推進パートナー、藤岡市(下水道指定工事店)
公式サイトに記載された事業 太陽光発電工事、オール電化、電気設備工事、リフォーム
公式サイトに記載された営業時間 8:30〜18:30(土曜・日曜・祝日定休)
公式サイト https://www.ohashi-setsubi.co.jp/

22. 有限会社カワタ住建

館林市青柳町に事務所を構える、新築住宅とリフォームを扱う会社です。オール電化リフォームのページに「エコキュート・IHクッキングヒーターの取り付け工事」が明記されており、給湯設備としてエコキュートまたは電気温水器を扱うことが示されています。

施工の対応エリアが県境をまたいで整理されているのが特徴です。群馬県は館林市、邑楽郡、太田市、桐生市など、栃木県は足利市、佐野市、栃木市、宇都宮市など、埼玉県は羽生市、熊谷市、行田市、加須市、久喜市など、茨城県は古河市、坂東市などが挙げられ、「弊社から約1時間で行けるエリア」という基準が示されています。県東部の平野は隣県と生活圏が地続きなので、この区切り方は現実に即しています。

建設業許可は群馬県知事許可(般-5)第25810号として公開されています。保有資格は二級建築施工管理技士と福祉住環境コーディネーターの二級と三級です。事業内容は新築住宅工事、リフォーム一式工事、店舗一式工事、介護保険住宅改修工事で、引き渡し後は3か月、6か月、1年と定期的に訪問するとされています。

所在地 群馬県館林市青柳町993-85
公式サイトに記載された建設業許可番号 群馬県知事許可(般-5)第25810号
公式サイトに記載された保有資格 二級建築施工管理技士、福祉住環境コーディネーター二級・三級
公式サイトに記載された施工対応エリア 群馬県は館林市・邑楽郡・太田市・桐生市など(同社から約1時間で行けるエリア)
公式サイトに記載された事業内容 新築住宅工事、リフォーム一式工事、店舗一式工事、介護保険住宅改修工事
公式サイト https://kawata320.jp/

23. 飯塚電気

安中市鷺宮にある街の電器店で、公式サイトによると昭和53年に先代が創業し、いまは2代目が引き継いでいます。法人格の表記がないため、この記事では所在地として住所を掲載しています。サービス紹介の項目に「太陽光・蓄電池・給湯器(エコキュート)のご相談」があり、大気中の熱を集めて効率よく湯を沸かす給湯器という説明が添えられています。

パナソニックの店として、修理技術認定店GOLDの認定を受けていることが公開されています。保有資格には第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、ガス可とう管接続工事、ガス溶接作業者、家電製品エンジニア、石油機器技術管理者、福祉用具専門相談員などが並びます。給湯器だけでなく暮らしの設備全般を長く見てきた店であることが読み取れます。

営業エリアは安中市とその近隣で、高崎市や富岡市などが挙げられています。ただし一部対応できない場合もあると但し書きがあります。営業時間は8時30分から18時までで、日曜が定休です。依頼が混み合っているときはすぐに動けない場合があるとも記載されており、余裕を持って相談するのが良さそうです。

所在地 群馬県安中市鷺宮3087-4
創業 昭和53年
公式サイトに記載された認定・資格 パナソニック修理技術認定店GOLD、スマートライフコンシェルジュ、第二種電気工事士、ガス溶接作業者、ガス可とう管接続工事、給水装置工事主任技術者、家電製品エンジニア、石油機器技術管理者、福祉用具専門相談員ほか
公式サイトに記載された営業エリア 安中市とその近隣(高崎市、富岡市等。一部対応できない場合もあり)
公式サイトに記載された営業時間 8:30〜18:00(日曜定休)
公式サイト https://iizukadenki.jp/

24. 柳澤電機商会

甘楽郡甘楽町福島にある、1946年開業の電器店です。「柳澤デンキ」の名前で地域密着の商売を続けており、公式サイトには「良心的なお店」を経営理念とし家族みんなで頑張っているという言葉が掲げられています。法人格の表記がないため、この記事では所在地として住所を掲載しています。

オール電化と住まいのリフォームのページに「エコキュート・温水器」の項目があり、割安な夜間電力で効率よく湯を沸かして光熱費を削減するという説明が付いています。事業内容は家電販売、電気工事、リフォームの3つです。

甘楽町と富岡市の住民に向けて発信しており、対応の範囲は西毛の一部に絞られています。営業時間は9時から18時まで、日曜が定休です。甘楽郡や多野郡のように事業者の数が限られる地域では、こうした地元の電器店が現実的な相談先になります。電球1個の交換から声をかけられる距離感の店に、給湯器も含めて任せたいという考え方は十分に成り立ちます。

所在地 群馬県甘楽郡甘楽町福島1258-8
開業 1946年
代表者 柳澤正則
公式サイトに記載された事業内容 家電販売・電気工事・リフォーム
公式サイトに記載された対象地域 甘楽町・富岡市
公式サイトに記載された営業時間 9:00〜18:00(日曜定休)
公式サイト https://yanaden.net/

群馬県の気候とエコキュート選びの関係

エコキュートは外の空気から熱を集めて湯を沸かす機器です。だから、住んでいる場所の冬の気温がそのまま機種選びに効いてきます。群馬県はこの点で、県内の差がかなり大きい県です。同じ群馬県でも、平野の家と山あいの家では選ぶべき機種が変わります。

県内で8度以上ひらく1月の平均気温

気象庁の平年値で、1月の平均気温を県内の観測地点で並べてみます。伊勢崎が4.1度、館林が4.0度、県庁所在地の前橋が3.7度。ここまでが平野部です。中之条まで上がると0.4度、沼田は氷点下0.1度になります。さらに山に入ると、みなかみが氷点下1.2度、みなかみ町の藤原で氷点下2.5度、草津は氷点下4.1度、嬬恋村の田代では氷点下4.5度です。伊勢崎と田代では8.6度の開きがあります。

日最低気温で見るとこの差はもっと鮮明になります。前橋の1月の日最低気温の平年値は氷点下0.5度、館林で氷点下0.7度。それに対して沼田は氷点下4.6度、藤原で氷点下6.2度、草津で氷点下7.8度、田代では氷点下8.9度です。田代の2月の日最低気温は氷点下9.0度で、1月よりさらに下がります。エコキュートのヒートポンプが働く条件として、この数字の差は無視できません。

観測地点 1月の平均気温 1月の日最低気温 年平均気温
伊勢崎 4.1度 氷点下0.6度 15.5度
館林 4.0度 氷点下0.7度 15.4度
前橋 3.7度 氷点下0.5度 15.0度
中之条 0.4度 氷点下4.6度 12.2度
沼田 氷点下0.1度 氷点下4.6度 12.1度
みなかみ 氷点下1.2度 氷点下4.4度 10.4度
藤原(みなかみ町) 氷点下2.5度 氷点下6.2度 9.1度
草津 氷点下4.1度 氷点下7.8度 7.6度
田代(嬬恋村) 氷点下4.5度 氷点下8.9度 7.4度

これらは気象庁の平年値です。統計期間は伊勢崎を除いて1991年から2020年までの30年で、伊勢崎のみ1998年から2020年までの値になります。平年値は平均なので、実際にはこれより冷え込む朝があります。機種を選ぶときは平年値より少し厳しめに見ておくのが実務上の考え方です。

寒冷地仕様を検討する目安

エコキュートには一般地向けの機種と寒冷地向けの機種があります。メーカーによって呼び方や使用可能な外気温の下限は異なりますが、使用できる外気温の下限は機種ごとに定められているため、カタログの仕様欄で確認する必要があります。一般的な目安として、冬に氷点下が続く地域では寒冷地向けを選んでおくほうが安全側だと言われています。

群馬県内で見ると、嬬恋村の田代、草津、みなかみ町の藤原といった山間部の観測地点は、1月の日最低気温の平年値がすでに氷点下6度から氷点下9度の範囲に入っています。ここに冷え込みの厳しい朝が重なれば、一般地向けの機種の想定を超える日が出てきます。逆に館林や前橋のような平野部の観測地点では、日最低気温の平年値が氷点下1度に届きません。同じ県内でも判断が分かれるのは、この差があるからです。

迷ったときは、住所を伝えたうえで業者に判断してもらうのが確実です。県内に拠点を置く会社なら、地区ごとの冷え込み方を経験として知っています。県外の会社に依頼する場合は、標高と冬の最低気温を具体的に伝えたほうが行き違いが減ります。

配管の凍結と積雪への備え

気温が下がる地域でもう一つ気をつけたいのが配管の凍結です。エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの間、そして家の中へと配管が伸びています。この配管に凍結防止の保温材が十分に巻かれていないと、冷え込んだ朝に湯が出なくなることがあります。工事のときに保温をどこまでやるかは業者によって差が出る部分なので、見積もりの段階で確認しておくと安心です。

積雪も地域差が大きい要素です。前橋の年間の降雪の深さ合計の平年値は19センチ、最深積雪は11センチにとどまります。ところがみなかみでは年間の降雪の深さ合計が906センチ、最深積雪が155センチ。藤原に至っては年間1152センチ、最深積雪207センチです。草津も年間644センチ、最深積雪99センチと積もります。

これだけ積もる地域では、ヒートポンプユニットの設置場所が問題になります。屋根から落ちた雪が直撃する位置や、除雪した雪を積み上げる場所に置くと、吸い込み口や吹き出し口がふさがれて効率が落ちます。架台を使って地面から高い位置に据える、防雪フードを付けるといった対策が要ります。こうした施工は追加費用がかかりますが、雪の多い地域では必要な出費と考えたほうが結果的に安く済みます。

日照時間の長さと「からっ風」

群馬県の平野部には、寒さとは別の特徴があります。冬の日照時間の長さです。前橋の年間日照時間の平年値は2153.7時間、伊勢崎は2177.0時間、沼田も2159.1時間あります。1月だけを見ても前橋で213.1時間の日照があります。冬型の気圧配置になると日本海側で雪を降らせた空気が山を越えて乾いた晴天をもたらすためです。

この条件は、太陽光発電とエコキュートを組み合わせる選択と相性がいいはずです。昼間に発電した電気で湯を沸かすタイプのエコキュートは、群馬県内では前橋市、館林市、みどり市の補助制度で対象に挙げられています。すでに太陽光を載せている家、あるいはこれから載せる予定がある家なら、この組み合わせは検討する価値があります。

同じ冬型の気圧配置がもたらすのが、群馬でよく知られた冬の北西風です。前橋の年間の最多風向は北北西で、年平均風速は2.4メートル毎秒、1月は2.8メートル毎秒とやや強まります。年間の相対湿度の平年値は62パーセントで、空気が乾いています。強い風が直接あたる場所にヒートポンプユニットを置くと、霜取り運転の回数が増えて効率が落ちることがあります。北西からの風を建物や塀でよけられる位置を選べるなら、そのほうが有利です。

もう一つ、前橋の年間の雷日数の平年値は21.8日あります。夏の午後に雷が多い土地柄です。落雷そのものでエコキュートが壊れることはめったにありませんが、瞬間的な停電でエラー表示が出ることはあります。停電のあとにリモコンの表示が消えていたら、まず取扱説明書の復帰手順を確認してみてください。

群馬県の住宅事情から見た交換のタイミング

エコキュートを入れられるかどうか、入れたときに元が取れるかどうかは、住まいの形にかなり左右されます。群馬県の住宅がどういう構成になっているかを、統計から確認しておきます。

持ち家と一戸建てが多い県

令和5年の住宅・土地統計調査によると、群馬県の持ち家住宅率は71.1パーセントです。建て方別に見ると一戸建が589,200戸で73.5パーセントを占めます。総住宅数は967,400戸です。全国的に見ても持ち家と一戸建の比率が高い県だと分かります。

この構成はエコキュートにとって追い風です。エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットという2つの機器を屋外に据える必要があり、置き場所の確保が最初の関門になります。持ち家の一戸建なら、敷地内に置ける可能性が高くなります。賃貸のアパートやマンションでは、そもそも入居者の判断で設置できないことがほとんどです。

住宅の広さも関係します。群馬県の一戸建の1住宅当たり延べ面積は126.87平方メートルです。共同住宅の46.73平方メートルと比べると2.7倍の開きがあります。延べ面積が広いということは、それだけ家族の人数が多く、お湯の使用量も多い傾向があるということです。お湯をよく使う家ほど、給湯にかかる費用の差が積み上がっていきます。

項目 群馬県の数値
持ち家住宅率 71.1パーセント
一戸建の戸数と割合 589,200戸(73.5パーセント)
総住宅数 967,400戸
一戸建の1住宅当たり延べ面積 126.87平方メートル
共同住宅の1住宅当たり延べ面積 46.73平方メートル

群馬県の推計人口は令和8年7月1日現在で1,865,646人、世帯数は845,193世帯です。世帯数に対して住宅数が上回っている状況が、統計の数字からも読み取れます。

都市ガスが届く範囲は限られている

給湯の熱源を考えるうえで見落とせないのが、都市ガスの供給範囲です。資源エネルギー庁が公表している一般ガス導管事業者の一覧を見ると、群馬県内に本社を置く事業者として桐生瓦斯、館林瓦斯、伊勢崎ガス、太田都市ガス、沼田ガス、渋川ガスの6社が挙がっています。加えて東京ガスネットワークが群馬県を供給区域に含めています。

ただし供給区域は町丁単位で細かく指定されており、市の全域に都市ガスが通っているわけではありません。群馬県内で東京ガスネットワークの供給区域に含まれるのは、高崎市、前橋市、藤岡市、渋川市、吉岡町、邑楽町、千代田町、明和町のそれぞれ一部の地域です。北部や西部の山間部には、そもそも一般ガス導管事業者が存在しません。みなかみ町や草津町、嬬恋村、片品村、南牧村、上野村、神流町といった地域には都市ガスの選択肢がないということです。

都市ガスが来ていない地域では、給湯の熱源はLPガスか灯油か電気になります。この3つのうち、LPガスは配送コストが乗るぶん都市ガスより単価が高くなる傾向があります。灯油は価格が国際情勢に振られやすく、給油の手間もかかります。エコキュートへの切り替えが検討される背景には、こうした事情があります。

交換を考え始める時期の見当

いま何を使っているかによって、切り替えを考えるタイミングは変わります。すでにエコキュートを使っている家なら、使用年数が判断の中心になります。電気温水器を使っている家は、故障を待たずに切り替えを検討する価値があります。電気温水器は電気の熱をそのまま湯に変えるため、同じ量の湯を沸かすのに必要な電力がエコキュートより多くなるからです。

灯油ボイラーやLPガス給湯器を使っている家では、機器の寿命が来るタイミングが切り替えの好機になります。同じ熱源で入れ替えるか、電気に変えるかを一度そこで比較できるからです。ただし電気に切り替えると分電盤や配線の工事が加わり、初期費用は上がります。ここは後の章で費用の内訳として整理します。

季節の面から言うと、冬に壊れると生活への影響が大きくなります。給湯器の故障は冷え込みが強まる時期に集中しやすく、その時期は業者の予定も詰まります。動いているうちに相談しておけば、機種を比べる時間も、複数社から見積もりを取る時間も確保できます。群馬県の場合、県北部で雪が積もる時期に工事を入れると、足場の確保や搬入の面で条件が悪くなることもあります。

エコキュートの基礎知識

機種を比べる前に、そもそもエコキュートがどういう機器なのかを押さえておきます。仕組みが分かっていると、業者の説明のどこを聞けばいいかが見えてきます。

空気の熱で湯を沸かす仕組み

エコキュートの正式な呼び方は自然冷媒ヒートポンプ給湯機です。ヒートポンプユニットが外の空気から熱を集め、その熱を二酸化炭素を冷媒として圧縮することで高温にし、貯湯タンクの水を温めます。電気を熱に変えるのではなく、電気を使って空気中の熱を運ぶ、というのがポイントです。

この違いが効率の差になります。電気温水器は電気のエネルギーをそのまま熱に変えるので、投入した電力量以上の熱は取り出せません。エコキュートは外気の熱を上乗せできるため、同じ電力量からより多くの熱を得られます。冬に外気温が下がると集められる熱が減って効率は落ちますが、それでも電気温水器より有利な関係は保たれます。

機器は2つに分かれています。貯湯タンクユニットは沸かした湯をためておく部分で、370リットルや460リットルといった容量で選びます。ヒートポンプユニットはエアコンの室外機に似た形をしており、こちらが熱を集める役割です。どちらも屋外に置くため、2台分の設置スペースが要ります。

タンク容量の選び方

タンク容量は家族の人数とお湯の使い方で決めます。一般的な目安として、3人から5人の世帯では370リットル、4人から7人の世帯では460リットルが案内されることが多いようです。これはあくまで目安で、浴槽が大きい家や、来客が多い家、シャワーを長く使う家では、人数より1つ上の容量を選んだほうが安心なこともあります。

容量が足りないと湯切れが起きます。湯切れすると昼間に沸き増しをすることになり、割高な時間帯の電気を使ってしまいます。逆に容量が大きすぎると、使わない湯を保温し続けることになり、待機時の熱の逃げが増えます。実際にはやや大きめを選ぶ人が多いようですが、置き場所の広さと予算との兼ね合いになります。

フルオート、セミオート、給湯専用の違い

機能で分けると3つのタイプがあります。フルオートは湯張りから保温、足し湯までを自動でこなします。追いだき配管を使って浴槽の湯を温め直せるので、家族の入浴時間がばらばらな家に向きます。

セミオートは湯張りの自動停止まではやりますが、保温や足し湯は手動になります。給湯専用はさらに簡素で、蛇口をひねれば湯が出るという基本機能に絞ったタイプです。使い方がシンプルなぶん、本体価格は抑えられます。

いまフルオートを使っている家が給湯専用に替えると、追いだきができなくなって不便を感じることがあります。逆に、これまで追いだきをほとんど使っていなかったなら、給湯専用でも生活が成り立つかもしれません。いまの使い方を振り返って選ぶのが実際的です。

昼間に沸かすタイプという選択肢

従来のエコキュートは、電気料金が割安な夜間に湯を沸かしてためておく使い方が基本でした。これに対して、昼間の時間帯に沸き上げをずらすタイプの機種があります。太陽光発電で余った電気を給湯に回すという考え方です。

この昼間沸き上げ型は、群馬県内の補助制度で扱いが分かれるポイントになっています。前橋市の家庭用ゼロカーボン推進補助事業は太陽光発電連携型給湯機を対象としており、館林市とみどり市もおひさまエコキュートとして扱う機種に補助を出しています。一方で、夜間に沸き上げる従来型のエコキュートはこれらの制度の対象になりません。

国の給湯省エネ2026事業でも、対象となるエコキュートの要件にインターネットへの接続と、翌日の天気予報や日射量予報に連動して昼間の時間帯に沸き上げをずらす機能が挙げられています。制度の側が昼間シフトを後押ししている流れは、機種を選ぶときに頭に入れておくと判断しやすくなります。

水圧のタイプ

見落とされがちなのが給湯の水圧です。エコキュートは貯湯タンクから湯を送り出す構造上、水道直圧のガス給湯器と比べると水圧が下がりやすい傾向があります。2階のシャワーを使うことが多い家や、複数の蛇口を同時に使う家では、この差が体感に出ます。

各メーカーは高圧タイプやパワフル給湯といった名称で、水圧を高めた機種を用意しています。いまガス給湯器を使っていてエコキュートに切り替える場合は、この点を業者に伝えて機種を選んでもらうほうが、入れたあとの後悔が減ります。すでにエコキュートを使っていて水圧に不満がないなら、同じ系統の機種を選べば感覚は変わりません。

エコキュートの寿命と交換を考えるサイン

エコキュートはある日いきなり止まることもありますが、多くの場合はその前に何らかの兆候が出ています。サインを知っておけば、慌てて業者を決めずに済みます。

使用年数の目安

実務上の目安として、貯湯タンクユニットは10年から15年、ヒートポンプユニットは5年から10年で交換や修理を検討する時期に入ると言われています。2つのユニットで想定される期間が違うのは、ヒートポンプ側に圧縮機という動く部品が入っているためです。動く部品があるほうが先に傷むのは、機械として自然なことです。

この年数はあくまで一般的に言われている範囲で、設置環境によって前後します。雪が直接あたる場所や、強い風が吹き付ける場所に据えられた機器は、条件のよい場所に置かれた機器より早く劣化する傾向があります。群馬県内でも、みなかみ町や嬬恋村のように積雪の多い地域では、設置場所の条件が寿命に効いてくる度合いが大きくなります。

メーカーが部品を保有する期間にも限りがあります。生産が終わってから一定の年数が過ぎると、修理したくても部品が手に入らなくなります。10年を超えた機器で大きな故障が出たときに「修理より交換のほうが現実的」と案内されるのは、この事情が背景にあります。

交換を考えたほうがよい兆候

次のような症状が出たら、修理で持たせるか交換するかを判断する段階に来ています。

  • リモコンにエラーコードが繰り返し表示される。一度消えてもまた出る
  • 設定した温度どおりの湯にならない。ぬるい湯しか出ない日がある
  • 湯量が以前より早く尽きる。夜のうちに湯切れするようになった
  • ヒートポンプユニットから以前はしなかった大きな音や振動がする
  • タンクの下や配管の接続部から水がにじんでいる、地面が常に濡れている
  • 電気の使用量が生活のしかたを変えていないのに増えてきた
  • お湯に濁りやにおいがある

水漏れは特に注意したい症状です。少量のにじみでも、放っておくと基礎まわりを傷めることがあります。タンクの下が常に濡れている状態を見つけたら、早めに業者に見てもらってください。

修理と交換のどちらを選ぶか

判断の分かれ目は、使用年数と故障箇所と修理費用の3つです。設置から5年程度でヒートポンプ側に不具合が出たなら、修理して使い続けるほうが費用対効果は高くなります。メーカー保証や延長保証の期間内なら、なおさら修理が有利です。

一方、設置から10年以上が経っていて、圧縮機や基板といった主要部品の交換が必要な場合は、交換を検討する場面です。修理してもほかの部品が続けて傷む可能性があり、そのたびに出張費と部品代がかかります。修理費用が交換費用の半分を超えるようなら、交換を選ぶ人が多いようです。

2026年の時点では、もう一つ考慮すべき点があります。国の給湯省エネ2026事業が動いており、条件を満たすエコキュートへの交換に補助が出ます。修理で数年もたせて、そのあとに補助のない時期に交換することになるより、制度が使えるうちに交換したほうが総額では有利になる場合があります。制度は予算の上限に達した時点で受付が終了するため、いつまで使えるかは確定していません。

日ごろの手入れで寿命を延ばす

交換の時期を先送りするために、日常でできることもあります。貯湯タンクの水抜きは、タンクの底にたまった沈殿物を排出する作業で、年に2回から3回が目安として案内されることが多いようです。取扱説明書に手順が載っているので、それに従って行います。

浴槽の循環口にあるフィルターの掃除も忘れずに行いたい作業です。ここに髪の毛や湯垢がたまると、追いだきの効率が落ちます。ヒートポンプユニットのまわりに物を置かないことも大切です。吸い込み口や吹き出し口の前に植木鉢や自転車を置くと、空気の流れが妨げられて効率が下がります。冬に雪が積もる地域では、機器のまわりの除雪も手入れの一部になります。

こうした手入れは特別な技術を必要としません。年に数回、10分程度の作業で済むものがほとんどです。機器が高価なぶん、少しの手間で寿命が延びる効果は無視できません。

エコキュート交換にかかる費用の見方

見積もりを比べるときにいちばん困るのが、会社ごとに書き方が違うことです。総額だけを並べても、何が入っていて何が入っていないかが分からなければ比較になりません。内訳の読み方を整理します。

見積もりに現れる項目

エコキュートの交換にかかる費用は、おおむね次の項目に分かれます。

項目 内容 見るべき点
機器本体 貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット 型番が書かれているか。容量と機能タイプが希望どおりか
リモコン 台所用と浴室用のセット 本体価格に含まれるか別計上か
標準工事費 既存機の撤去、新設、配管接続、電気接続、試運転 どこまでが標準に含まれるかの線引き
基礎工事費 タンクを据えるコンクリート基礎の設置 既存の基礎を流用するか新設するか
電気工事費 専用回路の敷設、分電盤のブレーカー増設 いまの分電盤に空きがあるか
配管工事費 給水給湯配管、追いだき配管、保温材 配管の延長が要るか。保温の範囲
既存機の撤去処分費 古い機器の取り外しと処分 処分費が別計上になっていないか
諸経費・出張費 運搬、駐車、書類作成など 金額が明示されているか
消費税 税込か税抜か 表示がどちらか

このうち差が出やすいのが標準工事費の線引きです。同じ「標準工事費込み」でも、基礎工事や撤去処分を含む会社と、それらを別に立てる会社があります。総額を比べる前に、この2社の見積もりが同じ範囲を指しているかを確認してください。

追加費用が生じやすい場面

現地を見る前の概算と、実際の請求が食い違う原因はだいたい決まっています。次のような条件があると追加工事が必要になります。

  • いまの機器と新しい機器で大きさが違い、基礎を作り直す必要がある
  • 設置場所を移動するため、給水給湯の配管を延長する
  • 分電盤に空きがなく、ブレーカーの増設や分電盤の交換が要る
  • 電気温水器やガス給湯器からの切り替えで、200ボルトの専用回路を新たに引く
  • 搬入経路が狭く、クレーンや人手を追加する
  • 雪や凍結への対策として架台を高くする、防雪フードを付ける
  • 電力会社との契約変更や、系統への申請が要る

これらは現地を見れば分かることばかりです。だからこそ、電話やメールだけの概算で契約を決めないほうが安全です。現地調査に来てもらい、写真を撮って、そのうえで書面の見積もりをもらう。この手順を踏めば、あとから話が変わるリスクは大きく減ります。

ランニングコストの考え方

初期費用だけでなく、入れたあとの電気代も判断材料になります。エコキュートは夜間の電気で沸かす使い方が基本なので、夜間が割安になる料金プランへの切り替えとセットで考えることになります。

群馬県は東京電力エナジーパートナーの供給区域です。同社のスマートライフ(オール電化)というプランでは、電力量料金が午前6時から翌午前1時までが1キロワット時あたり35.76円、午前1時から午前6時までが27.86円と公表されています。基本料金は10アンペアあたり311.75円です。加入には総容量1キロボルトアンペア以上の夜間蓄熱式機器などを使っていることが条件とされています。

夜間の単価が昼間より安いので、沸き上げの時間帯を夜間に寄せられれば、その差が毎月の電気代に反映されます。ただし、これは給湯以外の電気の使い方にも影響します。昼間に在宅している家庭では、昼間の単価が上がることで全体としては不利になる可能性もあります。切り替えの前に、いまの検針票を持って電力会社や販売店に相談し、時間帯ごとの使用量で試算してもらうのが確実です。

なお料金プランの内容や単価は改定されることがあります。ここに挙げた数字は2026年8月9日時点で公式サイトに掲載されていたものです。契約の前には最新の内容を確認してください。

総額で判断するための手順

費用の全体像をつかむには、次の順番で考えると整理しやすくなります。まず機器本体と工事の総額を出します。次に、そこから使える補助金の額を引きます。そのうえで、いまの熱源と比べて毎月の光熱費がどう変わるかを見積もります。この3つを並べて、何年で差が埋まるかを確かめます。

補助金は次の章で詳しく扱いますが、国の制度と市町村の制度を重ねられる場合があります。初期費用がそのぶん下がれば、回収までの期間も短くなります。ただし、補助金は申請の順番を間違えると受け取れなくなるものが多いので、契約する前に業者と申請の段取りを確認しておいてください。

群馬県でエコキュート交換に使える補助金

エコキュートの交換で使える補助は、国、都道府県、市町村、電力やガスの事業者、そして火災保険という5つの層で考えると整理しやすくなります。群馬県の場合、この5層のうちどこに何があるかがはっきり分かれています。結論から言うと、国の制度が中心で、住んでいる市町村の制度をどう重ねるかが工夫のしどころです。

国の制度 給湯省エネ2026事業

2026年に動いている国の制度は、経済産業省の給湯省エネ2026事業です。正式には高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金といいます。予算は令和7年度補正予算で570億円が計上されており、そのうち36億円が電気蓄熱暖房機と電気温水器の撤去に対する補助にあてられる予定です。

エコキュートの補助額は、基本額が1台あたり7万円です。これに加えて性能加算の要件を満たす機種であれば1台あたり3万円が上乗せされ、合計10万円になります。加算の要件は、基本の要件を満たす機種と比べて二酸化炭素の排出量が5パーセント以上少なく、2025年度の目標基準値に0.2以上を上乗せした性能値を持つことです。補助を受けられる台数の上限は戸建住宅でいずれか2台まで、共同住宅等でいずれか1台までとされています。

さらに撤去の加算があります。電気蓄熱暖房機を撤去する場合は1台あたり4万円で2台まで、電気温水器を撤去する場合は1台あたり2万円で、エコキュートの補助を受ける台数までです。ここで気をつけたいのは、エコキュートの撤去は加算の対象にならないという点です。いま使っているエコキュートを新しいエコキュートに入れ替える場合、この撤去加算は付きません。撤去加算はリフォーム工事で、高効率給湯器の設置に伴って2025年11月28日以降に撤去するものに限られます。

区分 補助額 上限・条件
エコキュート 基本額 7万円/台 戸建住宅はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台まで
エコキュート 性能加算額 3万円/台 性能加算の要件を満たす機種のみ
電気蓄熱暖房機の撤去 4万円/台 2台まで
電気温水器の撤去 2万円/台 エコキュートの補助を受ける台数まで
ハイブリッド給湯機 基本額 10万円/台 参考
家庭用燃料電池 基本額 17万円/台 参考

申請の時期にも決まりがあります。着工の期間は2025年11月28日以降で、契約は着工日以前である必要があります。交付申請の受付は2026年3月31日から始まっており、期間は予算の上限に達するまで、遅くとも2026年12月31日までとされています。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日までです。予算の上限に達した時点で受付は終了します。事務局が公表している数字では、2026年8月8日午前0時の時点で予算に対する補助金申請額の割合は36パーセント、撤去加算については18パーセントとなっています。

手続きの主体にも注意が必要です。この補助金は、登録を受けた給湯省エネ事業者が申請を行う仕組みで、消費者が直接申請することはできません。また、工事の発注者が自分で機器を買って取り付けだけを業者に頼む、いわゆる施主支給や材工分離による工事は補助の対象になりません。機器と工事をまとめて業者に発注する形が前提です。国のほかの補助制度で高効率給湯器を補助や加算の対象に含むものとの併用もできません。

群馬県の制度

群馬県には、エコキュートの交換だけを対象とする県単独の補助金が確認できません。県が実施している令和8年度の再エネ導入支援の補助は、個人向けでは太陽光発電設備と蓄電池が対象で、給湯器は含まれていません。この制度自体も抽選制で、令和8年6月29日に交付申請の受付を開始し、令和8年7月20日に受付を終了しています。

ぐんまゼロ宣言住宅促進事業は、県産木材を使った住宅を供給する事業者と、それを取得する子育て世帯を支援する制度です。子育て世帯への補助額は1世帯1戸あたり50,000円とされています。新築の住宅を対象にした制度なので、既存の住宅で給湯器だけを交換するケースには当てはまりません。

ただし、県が関わる取り組みでエコキュートに関係するものが一つあります。太陽光発電設備等の共同購入事業です。県民から購入希望者を募って一括で発注することで価格を抑える仕組みで、参加登録の期間は令和8年4月30日から令和8年12月1日までとされています。対象設備は太陽光発電設備と蓄電池ですが、オプションとしてV2H、家庭用ヒートポンプ給湯機、IHなどを購入できると案内されています。ただしこれらのオプションは共同購入の対象外とされており、一括発注による値引きが効くのは太陽光発電設備と蓄電池のほうです。これは補助金ではなく共同購入の枠組みであり、県が契約や施工後の補償を行う事業ではないと明記されている点は押さえておいてください。

市町村の制度は4つのパターンに分かれる

群馬県内の市町村の制度は、エコキュートの扱いで大きく4つに分かれます。自分の住む市町村がどのパターンかを知ることが、使えるかどうかの判断の近道です。

パターン1 エコキュートそのものが補助の対象

みなかみ町の住宅用省エネルギー設備設置費補助金は、エコキュートを高効率給湯器として明示的に補助の対象にしています。補助額は1家庭1台で40,000円です。要件はヒートポンプ方式で二酸化炭素を冷媒に使っていること、年間給湯効率が3.0以上であること、ただし寒冷地や塩害地向けの機種などは2.7以上であること、未使用品であることとされています。予算の範囲内で先着順に受け付ける方式です。

安中市の住宅省エネ改修補助金は、対象設備に高効率給湯器を含んでいます。補助率は経費の2割で、上限は現金の場合100,000円、市の電子地域通貨であるUMECAの場合110,000円分です。公式サイトには算定例が示されており、補助対象経費が49.9万円の工事の場合で現金99,000円、UMECAなら108,000円分となっています。市内に本店がある業者の見積書が必要とされており、申請が多数の場合は公開抽選で当選者を決める方式です。2026年の受付はすでに終了しています。

中之条町の住宅リフォーム補助金は、対象工事の一覧に「給湯器(エコキュート含む)・ボイラー設置工事」を可として挙げています。町内の施工業者を使った場合は工事費の10パーセントで補助金額の最高額は30万円、町外の業者の場合は工事費の2.5パーセントで上限10万円と差が付けられています。対象になるのは工事金額が20万円以上(消費税を除く)の工事で、着工前に交付申請が必要です。長野原町の住宅改修等助成制度も「給湯器(エコキュート含む)取替、設置」を可としており、配管工事を伴うものという条件が付いています。こちらは工事費の20パーセントで助成金額の上限は20万円、税抜き20万円以上の工事が対象で、町内に住所を有する事業者などによる施工が条件です。いずれも上限額は工事全体に対するもので、給湯器の交換だけであれば実際の交付額は上限よりかなり小さくなります。

パターン2 太陽光と連携する機種に限って対象

前橋市の家庭用ゼロカーボン推進補助事業は、太陽光発電連携型給湯機を対象としています。おひさまエコキュートや太陽光発電の活用モードを搭載した機種が該当し、補助額は50,000円です。要件は太陽光発電設備と接続していること、原則として太陽光発電設備からの発電電力を使用すること、国の給湯省エネ事業の事務局に登録された製品であることです。受付は令和8年6月1日から令和9年3月20日までで、予算額に達した時点で終了します。市内業者が対象設備の購入または設置工事の相手方であることも条件です。すでに設置されている設備を更新したり増設したりした場合は対象外とされているため、いまのエコキュートを入れ替えるケースでは使えない点に注意してください。

みどり市の住宅用脱炭素推進補助金は、おひさまエコキュートに一律2万円を交付します。申請の受付期間は令和8年4月1日から令和9年2月28日までで、設置や購入から90日以内の事後申請という方式です。館林市の脱炭素ライフスタイル推進補助金は、太陽光余剰電力活用型給湯器として、購入費用の2分の1を上限に2万円を限度額としています。こちらも住宅用太陽光発電システムと常時接続していること、給湯省エネ事業でおひさまエコキュートとして登録された製品であること、新品であることが条件です。

このパターンで共通するのは、夜間に沸き上げる従来型のエコキュートは対象にならないという点です。太陽光発電を載せていない家では使えません。

パターン3 住宅リフォームと一緒なら対象

給湯器の交換だけでは対象にならないものの、ほかの住宅改修と組み合わせれば対象になる、という制度が群馬県内には多くあります。

高崎市は「製品のみの設置・交換工事は対象となりません。ただし、住宅改修工事に伴って設置・交換する工事(浴槽改修と一緒に給湯器を交換する等)は対象となる場合があります」としています。桐生市のきりゅう暮らし応援事業も「既存の給湯設備をエコキュート等にするだけでは不可」と明記しており、浴室や洗面、キッチンなど水回りの住宅改修工事を伴うことを求めています。基本補助は対象工事費の10パーセント、子育て世帯は20パーセントで、限度額は20万円です。

館林市の住宅リフォーム資金助成金は「台所・浴室等のリフォームに伴う給湯器・エコキュートの新設・変更による取替え」を対象としています。市内に本店がある施工業者による20万円以上の未着工の工事が条件で、工事費の10分の1、上限10万円です。千代田町も「給湯器、IHクッキングヒーター、ボイラー等の単体での設置や取替え」は対象外としつつ、特記事項として「リフォーム一体工事として設置・取替えた場合は対象とする」と示しています。

伊勢崎市は「キッチン、トイレ、洗面所、浴室、給湯設備等の改修、製品・機器の交換工事」を対象としつつ、製品や機器の購入のみは対象外としています。ただし伊勢崎市の今年度の申請受付は、令和8年6月12日で終了しています。片品村は「給湯設備の設置」を可としながら「単に製品の取替は対象外」と条件を付けています。邑楽町は住宅リフォーム補助金制度で「単に給湯器をエコキュートに取り替えるのみの設備の取り替え工事等は対象外となります」と明確に書いています。邑楽町の補助は対象工事費の10パーセントで最高限度額20万円、工事を始める1週間前までに申請が必要で、着工後や施工後の申請はできません。大泉町の住宅リフォーム補助金も、補助額は対象工事費の10パーセントで上限5万円、断熱工事を含む場合は上限10万円です。町内の施工業者による税込20万円以上の工事が条件で、「外構工事や機器のみの更新は対象外となります」と明記されているため、給湯器だけを入れ替える工事では使えません。工事開始前の申請が必要で、予算に達し次第受付を終了するとされています。

このパターンを使うなら、浴室や台所のリフォームを検討している場合に、給湯器の交換を同じ工事にまとめるという段取りが有効です。逆に給湯器だけを急いで替えたい場合は、この層の補助はあきらめて国の制度に絞るという判断になります。

パターン4 給湯器は対象外と明記

太田市の住宅用再エネ機器導入報奨金は「給湯器に対する報奨金はございません。エコキュートについては経済産業省の実施する『給湯省エネ2026事業』の対象となる場合があります」と明記しています。太陽光発電システムは発電出力2キロワット以上7キロワット未満で50,000円、7キロワット以上で70,000円、定置用蓄電システムは蓄電容量4キロワット時以上で50,000円です。申請の受付期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日までとされています。

沼田市や藤岡市、玉村町、吉岡町、榛東村なども、住宅向けの補助対象を太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギー設備に絞っており、エコキュートは含まれていません。この場合、市町村の層はないものとして国の制度で考えることになります。

なお、渋川市のエコリフォーム支援事業と甘楽町の省エネルギー家電製品等購入費補助金は、対象例に「高効率の電気温水器の設置」「温水器(ガス、石油、電気)」といった表記があります。ただしエコキュートという語が使われていないため、ヒートポンプ給湯機が該当するかどうかを公式の記載だけでは判断できませんでした。この2つの市町にお住まいの方は、窓口に直接問い合わせることをおすすめします。

電力・ガス事業者の支援

電力会社やガス会社が独自にキャンペーンを行うことがあります。ただしこれらは期間や条件が頻繁に変わるうえ、公式に恒常的な制度として公開されているものは限られます。群馬県で確認できたのは、県が関わる共同購入事業でオプションとして家庭用ヒートポンプ給湯機を購入できるという枠組みです。

むしろ実務上効いてくるのは、料金プランの選択です。エコキュートを入れたら夜間が割安なプランに切り替える。これは補助金ではありませんが、毎月の支出に効き続けるという意味では見逃せません。プランの切り替えには手続きが要るので、工事の日程と合わせて業者や電力会社に相談してください。

火災保険が使えるケース

火災保険は補助金ではありませんが、費用の負担を減らせる可能性がある選択肢として触れておきます。自然災害でエコキュートが壊れた場合、契約している火災保険の補償対象になることがあります。風災、雪災、落雷といった事由が該当します。群馬県では、雪の多い地域で積雪や落雪による損傷、平野部で風による損傷や落雷の影響が考えられます。

ただし、経年による劣化や故障は対象になりません。あくまで特定の事故によって壊れたことが前提です。補償の範囲や免責金額は契約内容によって異なるので、該当しそうな場合は保険会社に確認してください。修理や交換の前に、被害の状況を写真で記録しておくと手続きが進めやすくなります。工事業者に「保険が使える」と断言されても、判断するのは保険会社です。この点は誤解しないでください。

申請で失敗しないための共通ルール

制度ごとに細かい違いはありますが、失敗の原因は共通しています。次の点を押さえておいてください。

  • 契約や着工の前に申請が必要な制度が多い。工事を始めてからでは受け付けられない
  • 市内や町内の業者を使うことが条件になっている制度がある。業者を決める前に確認する
  • 予算の上限に達した時点で受付が終わる。年度の初めのほうが確率は高い
  • 抽選制の制度もある。申し込んだからといって受け取れるとは限らない
  • 国の制度は登録事業者が申請する。自分で機器を買って取り付けだけ頼む形は対象外
  • 制度どうしで併用できるかどうかは個別に決まっている。重ねられる前提で計画しない
  • 年度が替わると内容が変わることがある。申し込む時点の最新の情報を窓口で確かめる

ここに書いた制度の内容は2026年8月9日時点で各機関の公式ページに掲載されていたものです。受付を終了しているものや、これから内容が変わるものが含まれます。実際に申請する際は、市町村の担当窓口と、国の制度については事業の公式サイトで最新の条件を確認してください。

群馬県でエコキュートを交換する際の注意点

ここまで見てきた条件をふまえて、実際に交換を進めるときに気をつけたい点をまとめます。群馬県ならではの事情も含みます。

市役所や町役場をかたる業者への注意

富岡市は公式サイトで「市役所を騙る太陽光発電事業者やエコキュート事業者にご注意を」という注意喚起を公開しています。自治体が名指しで注意を促すということは、実際にそうした事例があったということです。

補助金の制度がある地域では、それを口実にした訪問や電話が起きやすくなります。自治体の職員が個別の家庭を回って特定の業者を勧めることはありません。役所の名前を出して機器の購入を促されたら、その場で決めずに、市役所や町役場の担当課へ直接電話して確認してください。番号は相手から聞くのではなく、自分で公式サイトや広報紙から調べます。

県名を冠したサイトの本社を確かめる

検索すると「群馬」「ぐんま」を名前に含むエコキュートのサイトがいくつも出てきます。ところが運営している会社の所在地を見ると、県外に本社があるケースが少なくありません。今回の調査でも、県名を冠したサイトの運営元が長野県、茨城県、大阪府、東京都、埼玉県だった例がありました。同じ「群馬」を冠していても、1文字違いのドメインでまったくの別会社ということもあります。

県外に本社があること自体が悪いわけではありません。問題は、工事後に不具合が出たときにどこから誰が来るのかが見えにくくなることです。会社概要のページを開いて、本社の住所と、群馬県内に拠点があるかどうかを確かめる。この一手間で、判断の材料はずいぶん増えます。運営会社の名前も所在地も書かれていないサイトは、その時点で候補から外すのが安全です。

冬の工事と山間部の条件

県北部や西部の山間部では、冬の工事に制約が出ます。みなかみ町の藤原では年間の降雪の深さ合計の平年値が1152センチ、最深積雪が207センチです。草津でも年間644センチ、最深積雪99センチ積もります。雪が積もった状態では、機器の搬入経路の確保や基礎工事に余分な手間がかかります。

給湯器が完全に止まる前に動ければ、工事の時期を選べます。逆に冬に止まってしまうと、選択肢はその時期に来られる業者に絞られ、条件の交渉もしにくくなります。積雪地域にお住まいの方は、機器が10年を超えたあたりから、雪のない季節に一度点検を受けておくと安心です。

設置場所についても、雪を前提に考える必要があります。屋根から雪が落ちる位置、除雪した雪を積む場所は避けます。ヒートポンプユニットは架台で高く据える、防雪フードを付けるといった対策を見積もりの段階で相談してください。こうした施工は追加費用になりますが、あとから位置を変えるほうが高くつきます。

熱源を切り替えるときの追加工事

群馬県では、都市ガスが通っていない地域でLPガスや灯油を使っている家庭が多くあります。こうした家がエコキュートに切り替える場合、エコキュートどうしの入れ替えとは工事の内容が変わります。

まず200ボルトの専用回路を新たに引く必要があります。分電盤に空きがなければブレーカーの増設や分電盤そのものの交換が加わります。給湯器の設置場所も、ガス給湯器は壁掛けが多いのに対しエコキュートは地面に据えるため、基礎を新たに作ることになります。配管の経路も変わります。

これらは見積もりに現れる金額の差として出てきます。エコキュートどうしの入れ替えの相場感で考えていると、金額を見て驚くことになります。切り替えを検討する段階で「いまガスから電気に替える工事を含めた金額を出してほしい」と伝えておけば、話が食い違いません。

契約前に確認しておきたいこと

契約を交わす前に、次の点を書面で確認しておくと後のトラブルを避けられます。

  • 見積もりに機器の型番が明記されているか。容量と機能タイプが希望どおりか
  • 撤去処分費、基礎工事費、電気工事費が含まれるか、別計上か
  • 価格は税込か税抜か。同じ書類の中で表記が混ざっていないか
  • 工事保証の期間と、保証の対象が機器か工事かどちらか
  • メーカー保証と延長保証の扱い。延長保証は有償か無償か
  • 補助金の申請を業者が代行するのか、自分で行うのか
  • 工事の日程と、工事当日に湯が使えない時間帯
  • 不具合が出たときの連絡先と、対応にかかる時間の目安

とくに保証は会社によって設計が違います。機器そのものの保証と、工事した部分の保証を分けている会社もあれば、まとめて表記している会社もあります。今回掲載した中では、製品と工事を分けて年数を示している会社がありました。どこまでが保証されるのかを言葉で確認し、書面に残してもらってください。

近隣への配慮

ヒートポンプユニットは運転中に低い音を出します。深夜に沸き上げる使い方をすると、その時間帯に音が出ることになります。隣家の寝室に近い位置に据えると、気づかないうちに迷惑をかけることがあります。

設置場所を決めるときは、自分の家の都合だけでなく、隣家の窓の位置も見ておくと安心です。敷地に余裕がなくてどうしても近くなる場合は、防振ゴムを入れる、向きを変えるといった工夫ができます。工事の前に隣家へ一声かけておくことも、長い目で見れば有効です。

失敗しない業者の選び方

同じ機種を入れても、工事の質と、そのあとの付き合い方で満足度は変わります。何を基準に選べばいいかを、確認できる事実の順に並べます。

資格と登録を見る

エコキュートの設置は、水道の配管と電気の接続の両方を伴う工事です。したがって、その両方に対応できる体制があるかどうかが最初の確認事項になります。

電気側では第二種電気工事士が基本の資格です。会社としては登録電気工事業者としての登録があるかを見ます。水道側では給水装置工事主任技術者が該当し、住んでいる市町村の指定給水装置工事事業者になっているかが実務上のポイントになります。指定を受けていないと、給水管に手を加える工事ができない場合があるためです。

今回掲載した会社の中には、群馬県内の複数の市町村で給水装置の指定を受けていることを公開している会社や、電気工事業の登録番号を掲げている会社がありました。こうした情報を公式サイトに出しているかどうかは、その会社の姿勢を測る材料にもなります。

自社施工か下請けかを聞く

受注した会社が自分の職人で工事をするのか、協力会社に出すのかで、責任の所在が変わります。どちらが良い悪いという話ではなく、確認しておくべき事柄です。

下請けに出す場合でも、工事の品質が保たれていて、不具合が出たときの窓口がはっきりしていれば問題はありません。困るのは、施工した会社と契約した会社が違っていて、どちらに連絡すればいいか分からなくなることです。契約の前に「工事をするのはどこの誰か」「不具合が出たときの連絡先はどこか」を聞いておいてください。

対応エリアの示し方に注目する

意外と判断材料になるのが、対応エリアの書き方です。今回調べた会社の中には、対応の範囲を「車で30分以内」「車で1時間以内」と時間で区切っている会社が複数ありました。むやみに範囲を広げないと明言している会社もあります。

広い範囲に対応している会社が悪いわけではありません。ただ、工事のあとに不具合が出たときに、どれだけ早く来られるかは距離に左右されます。県内全域や関東一円と書かれている場合は、自分の家がその中心からどれくらい離れているかを考えてみてください。逆に範囲を絞っている会社は、その範囲内なら動きが速いと期待できます。

見積もりは複数社から取る

見積もりは2社から3社に依頼するのが基本です。1社だけだと、提示された金額が妥当なのかどうか判断のしようがありません。

比べるときは総額だけを見ないでください。前の章で挙げた項目が同じ範囲で計上されているかを確かめます。安く見える見積もりが、実は基礎工事や撤去処分費を含んでいないだけということもあります。逆に高く見える見積もりが、保証や付帯工事を厚く積んでいる場合もあります。

同時に、対応の質も見ておきます。現地を見に来るか、質問にどこまで答えるか、書面を出してくれるか。この3つがそろわない会社は、工事のあとも同じ調子になる可能性があります。

補助金の申請を任せられるか

国の給湯省エネ2026事業は、登録を受けた事業者が申請を行う仕組みです。したがって、依頼する会社がこの登録を受けているかどうかが、補助を受けられるかどうかを直接左右します。

市町村の制度についても、申請の代行をしてくれる会社と、書類は自分で用意することになる会社があります。今回調べた中では、補助金の申請を無料で代行すると案内している会社もありました。申請には工事前の写真が要るものが多く、これは工事に入る前でなければ撮れません。段取りを分かっている会社に任せられると、手続きの負担はかなり軽くなります。

避けたほうがよい兆候

次のような対応が見られたら、いったん立ち止まってください。

  • 現地を見ずに金額を確定させようとする
  • その場で契約しないと価格が変わると急かす
  • 見積もりが一式でまとめられており、内訳が示されない
  • 会社の所在地や法人名を尋ねてもはっきり答えない
  • 補助金が確実に受け取れると断言する
  • 書面を出さず、口頭で条件を約束する
  • 役所の名前を出して購入を勧める

補助金については特に注意が必要です。予算の上限に達すれば受付は終わりますし、抽選制の制度もあります。受け取れると断言できる立場の人は業者側にはいません。「対象になる見込みが高い」という説明と「確実に受け取れる」という説明はまったく違います。

公式サイトの情報の鮮度を見る

会社を調べるとき、公式サイトの新着情報の日付を見てみてください。数年から10年以上更新が止まっているサイトは、掲載されている実績や資格の情報も古い可能性があります。今回の調査でも、掲げられている工事実績の数字が10年以上前の時点のものだったサイトがありました。

逆に、施工事例が日付入りで継続して掲載されている会社は、いま動いていることが読み取れます。掲載されている事例に自分の住む市町村の名前があれば、その地域での実績があるということです。判断の手がかりとしては、口コミサイトの点数よりも確かな情報です。

エコキュート交換工事の流れ

問い合わせから工事の完了まで、何がどの順番で進むのかを知っておくと、段取りの見通しが立ちます。補助金を使う場合は、この流れの中に申請のタイミングが組み込まれます。

1 問い合わせと概算の確認

まずは業者に連絡します。このとき手元に用意しておくと話が早いのが、いま使っている機器の情報です。貯湯ユニットの型番が書かれた銘板の写真、機器全体が写った写真、設置場所の周囲が分かる写真の3点があれば、おおよその見当が付きます。

家族の人数と、お湯の使い方も伝えます。浴槽の大きさ、シャワーを使う頻度、追いだきを使うかどうか。これらの情報から、容量と機能タイプの候補が絞られます。この段階で出てくる金額はあくまで概算で、現地を見たあとに変わる前提です。

2 現地調査

日程を決めて、業者に来てもらいます。ここで確認されるのは、設置場所の広さと基礎の状態、搬入経路、配管の状況、分電盤の空き容量、電気の引き込み方です。積雪のある地域なら、雪の落ちる位置や除雪の動線も見ます。

この場で疑問があれば遠慮なく聞いてください。設置場所を変えられるか、水圧は上がるのか下がるのか、工事に何日かかるのか。現地を見ている担当者の答えが、いちばん確度が高くなります。

3 見積もりの提示と比較

現地調査の結果をふまえた見積もりが出てきます。書面で受け取り、内訳を確認します。複数社に依頼している場合は、この段階で並べて比べます。

補助金を使う予定なら、どの制度を使うのか、申請は誰が行うのか、補助額を差し引く前と後のどちらの金額が書かれているのかを確認してください。市町村の制度には、契約や着工の前に申請を出す必要があるものがあります。この確認は契約の前に済ませておく必要があります。

4 契約と補助金の事前申請

機種と金額と日程が固まったら契約します。契約書には、機器の型番、工事の範囲、金額、保証の内容、工期が記載されているかを確かめます。

市町村の補助金で事前申請が必要なものは、この段階で手続きを進めます。工事前の写真を撮っておくことが求められる制度が多いので、着工前に撮影を済ませます。国の給湯省エネ2026事業は、登録事業者が工事の引渡し後などに交付申請を行う仕組みです。予約の制度もあるため、業者と申請の段取りを共有しておきます。

5 工事当日

エコキュートの交換工事は、条件がそろえば1日で終わることが多い工事です。ただし基礎を作り直す場合や、電源の工事が加わる場合は2日以上になることもあります。作業の順番はおおむね次のとおりです。

  1. 既存の給湯器の電源と給水を止め、内部の水を抜く
  2. 既存の機器を取り外して搬出する
  3. 基礎の状態を確認し、必要なら新しい基礎を設置する
  4. 貯湯タンクユニットを据えてアンカーで固定する
  5. ヒートポンプユニットを据える
  6. 2つのユニットの間を配管でつなぐ
  7. 給水給湯配管と、フルオートの場合は追いだき配管を接続する
  8. 配管に保温材を巻く
  9. 電気の接続を行い、リモコンを取り付ける
  10. タンクに水を入れて漏れがないかを確認する
  11. 通電して試運転を行う
  12. 使い方の説明を受け、書類を受け取る

工事の間は水と湯が使えない時間が生じます。トイレの使用が制限される場合もあるので、事前に確認しておいてください。タンクに水をためて沸き上げるまでには時間がかかるため、工事当日の夜からすぐに湯が使えるとは限りません。この点も業者に聞いておくと生活の段取りを組みやすくなります。

6 引渡しと書類の受け取り

工事が終わったら、動作を一緒に確認します。湯が出るか、リモコンの表示が正常か、追いだきが働くか。気になる音や振動がないかも見ておきます。

受け取る書類は、保証書、取扱説明書、工事完了の書類、領収書です。補助金の申請にはこれらの写しが要ることが多いので、まとめて保管しておいてください。工事後の写真も、業者が撮ったものを共有してもらえるか確認しておくと安心です。

7 補助金の交付申請と受け取り

工事が完了したあとに申請する制度では、この段階で書類をそろえます。国の制度は登録事業者が申請するので、消費者側は必要な書類を渡す形になります。市町村の制度は、実績報告として完了後の写真や領収書の提出を求めるものが一般的です。

交付までにかかる期間は制度によって異なります。申請を受け付けてから決定まで、そこから支払いまでにそれぞれ日数がかかるため、工事の支払いを補助金の入金で賄おうとすると資金繰りが厳しくなります。いったん全額を支払う前提で計画しておくほうが安全です。

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エコキュートのメリットと知っておきたい負担

良い面だけを並べても判断はできません。得られるものと引き受けることになるものを、両方そろえて見ていきます。

得られるもの

まず給湯にかかる費用です。エコキュートは外気の熱を利用するため、投入した電力量以上の熱を取り出せます。電気温水器から切り替えた場合、同じ量の湯を沸かすのに必要な電力量が減ります。加えて夜間が割安な料金プランと組み合わせれば、使う電気の単価そのものも下げられます。東京電力エナジーパートナーのスマートライフでは、午前1時から午前6時までが1キロワット時あたり27.86円、それ以外の時間帯が35.76円と公表されています。

燃焼を伴わないことも利点です。ガスや灯油の給湯器と違って火を使わないため、燃焼にともなう排気が屋内に出ることがありません。灯油を使っている家では、給油の手間とタンクの管理から解放されます。群馬県の山間部のように冬に外へ出るのが大変な地域では、この点は生活の質に直結します。

貯湯タンクに湯をためている構造は、断水したときに役立つことがあります。多くの機種には非常用の取水栓が付いており、断水時にタンク内の水を生活用水として取り出せます。飲用にはできませんが、トイレを流したり体を拭いたりする用途には使えます。地震や台風で水道が止まったときの備えとして、この機能があることは知っておいて損はありません。

群馬県の平野部は日照時間が長く、前橋の年間日照時間の平年値は2153.7時間、伊勢崎は2177.0時間あります。太陽光発電を載せている家、これから載せる家では、昼間に沸き上げるタイプのエコキュートを選ぶことで、余った電気を湯という形でためられます。県内では前橋市、館林市、みどり市の補助制度がこのタイプを対象にしています。

引き受けることになる負担

最初にくるのは初期費用です。ガス給湯器と比べると、機器の価格も工事の費用も高くなります。とくにガスや灯油から電気に切り替える場合は、専用回路の敷設や基礎の新設が加わるため、費用の差は広がります。国や市町村の補助を使ってもなお、支出としては小さくありません。

設置スペースも必要です。貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの2台を屋外に置くことになります。敷地に余裕のない家では、置き場所そのものが検討の入口になります。集合住宅では管理規約で設置が認められないことが一般的です。

湯切れの可能性も理解しておく必要があります。エコキュートはためた湯を使う仕組みなので、想定を超える量を使うと湯が足りなくなります。来客が続いたとき、家族が増えたときには、昼間に沸き増しをすることになり、その分の電気は割高な時間帯のものになります。容量選びを誤ると、この場面が繰り返し起きます。

水圧の感じ方が変わることもあります。貯湯タンクから送り出す構造上、水道直圧のガス給湯器と比べるとシャワーの勢いが弱く感じられる場合があります。高圧タイプの機種を選べば改善しますが、その分価格は上がります。

運転音の問題も無視できません。ヒートポンプユニットは深夜に運転することが多いため、設置場所によっては隣家に影響します。据える位置と向きは、工事の前に検討しておくべき事柄です。

向き不向きを分ける条件

まとめると、次のような条件がそろっているほどエコキュートは有利に働きます。

条件 有利に働く場合 慎重に検討したい場合
いまの熱源 電気温水器、LPガス、灯油 都市ガス
設置スペース 屋外に2台分の余裕がある 敷地が狭い、集合住宅
お湯の使用量 家族が多く毎日入浴する 単身でシャワーのみ
在宅の時間帯 日中は外出していることが多い 日中も電気を多く使う
太陽光発電 設置済み、または設置予定 載せる予定がない
住み続ける年数 10年以上住む予定 数年で住み替えの予定

この表はあくまで傾向です。都市ガスの地域でもエコキュートを選ぶ理由はありますし、単身世帯でも湯を多く使う人はいます。自分の家がどこに当てはまるかを見たうえで、業者に条件を伝えて試算してもらうのが確実な進め方です。

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エコキュートが向いている住まい

前の章の条件を、群馬県の地域ごとの事情に当てはめてみます。同じ県内でも、住んでいる場所によって話が変わります。

都市ガスが来ていない地域の一戸建て

群馬県内で一般ガス導管事業者の供給区域に入っているのは、市街地の一部です。北部や西部の山間部にはそもそも一般ガス導管事業者が存在しません。こうした地域でLPガスや灯油を使っている一戸建ては、エコキュートへの切り替えを検討する条件がそろっています。

県内の一戸建の1住宅当たり延べ面積は126.87平方メートルで、共同住宅の46.73平方メートルと比べて広くなっています。家が広く家族が多いということは、お湯の使用量も多いということです。使用量が多いほど、給湯の効率の差は年間の支出に効いてきます。

ただし、山間部では冬の外気温という制約が付きます。嬬恋村の田代では1月の日最低気温の平年値が氷点下8.9度、草津で氷点下7.8度です。この条件では寒冷地向けの機種を選ぶことになり、機器の価格は上がります。それでも灯油の給油から解放される価値をどう見るかは、暮らし方によります。

電気温水器を使っている家

いま電気温水器を使っている家は、切り替えの効果がはっきり出やすい条件です。電気を熱に変えるだけの電気温水器に対し、エコキュートは外気の熱を上乗せできるため、同じ量の湯を沸かすのに必要な電力量が減ります。

加えて、国の給湯省エネ2026事業には電気温水器の撤去に対する加算があります。1台あたり2万円で、エコキュートの補助を受ける台数までです。エコキュートの基本額7万円と性能加算3万円に、この撤去加算2万円を重ねられれば、1台あたりの補助額は12万円になります。エコキュートからエコキュートへの入れ替えではこの撤去加算は付かないので、電気温水器を使っている家ならではの条件です。

なお、この撤去加算はリフォーム工事で高効率給湯器の設置に伴って2025年11月28日以降に撤去するものに限られており、撤去加算に充てられた予算に達した時点で終了する予定とされています。使うつもりなら、業者に予算の消化状況を確認してもらってください。

太陽光発電を載せている家

群馬県の平野部は年間の日照時間が長い地域です。前橋で2153.7時間、伊勢崎で2177.0時間、沼田でも2159.1時間あります。すでに太陽光発電を載せている家なら、昼間の余剰電力を給湯に回すという選択が現実味を持ちます。

この使い方をするなら、昼間に沸き上げるタイプの機種が候補になります。前橋市、館林市、みどり市の補助制度はこのタイプを対象にしています。ただし前橋市の制度は、すでに設置されている設備の更新や増設は対象外とされているため、いまのエコキュートを入れ替えるケースでは使えません。新規に設置する場合の選択肢と考えてください。

日中に家を空けている世帯

エコキュートの経済性は、夜間が割安な料金プランを前提にしています。日中は仕事や学校で家を空け、夕方以降に電気を使う生活なら、このプランの恩恵を受けやすくなります。

逆に、日中も在宅していて冷暖房や家電を使う時間が長い世帯では、昼間の単価が上がるぶん全体としては不利になる可能性があります。この場合は、太陽光発電と組み合わせて昼間の電気を自給するか、料金プランを慎重に選ぶ必要があります。判断には検針票が要るので、いまの時間帯別の使用量を持って相談してください。

向かない条件も確認しておく

次のような場合は、エコキュート以外の選択肢も含めて考えたほうが納得のいく結論になります。

  • 賃貸住宅や分譲マンションで、設備の変更が認められていない
  • 屋外に2台分の設置スペースを確保できない
  • 数年以内に住み替えや建て替えの予定がある
  • 単身でシャワーしか使わず、お湯の使用量が少ない
  • 隣家との距離が近く、運転音を出せる場所がない
  • 都市ガスの供給区域内で、ガス給湯器の効率のよい機種を選べる

とくに住み続ける年数は判断を左右します。初期費用を光熱費の差で回収していく仕組みなので、住む期間が短ければ回収しきれません。この点は業者に相談しても答えの出ない部分で、自分の生活の見通しから決めることになります。

群馬県のエコキュート設置に関するQ&A

群馬県に県独自のエコキュート補助金はありますか

A. 調べた範囲では、エコキュートの交換だけを対象とする群馬県単独の補助金は確認できませんでした。県が実施している令和8年度の再エネ導入支援の補助は、個人向けでは太陽光発電設備と蓄電池が対象で、給湯器は含まれていません。この制度も令和8年7月20日に交付申請の受付を終了しています。県の枠組みとしては、太陽光発電設備等の共同購入事業でオプションとして家庭用ヒートポンプ給湯機を購入できる仕組みがあり、参加登録の期間は令和8年4月30日から令和8年12月1日までとされています。実際に使えるのは国の給湯省エネ2026事業と、住んでいる市町村の制度になります。

エコキュートからエコキュートへの交換でも補助金は使えますか

A. 国の給湯省エネ2026事業は、新設か交換かを問わず対象になります。基本額7万円に、性能加算の要件を満たせば3万円が加わって10万円です。ただし従前より省エネ性能が下がる機器は対象外とされているため、入れ替えで容量や機能を落とす場合は事前に確認してください。ただし撤去の加算については、エコキュートの撤去は加算の対象にならないと明記されているため、エコキュートどうしの入れ替えでは撤去加算は付きません。市町村の制度では、前橋市のようにすでに設置されている設備の更新や増設を対象外としているものがあります。お住まいの市町村の条件を確認してください。

補助金は自分で申請するのですか

A. 国の給湯省エネ2026事業は、登録を受けた給湯省エネ事業者が交付申請を行う仕組みで、消費者が直接申請することはできません。依頼する業者がこの登録を受けているかどうかが前提条件になります。市町村の制度は自分で申請するものが多いのですが、業者が代行してくれる場合もあります。工事前の写真が必要な制度が多いため、申請の段取りは契約の前に確認しておいてください。

工事の前に申請しないといけない補助金はどれですか

A. 群馬県内の市町村の住宅リフォーム系の補助は、着工前の申請を求めるものが多くあります。邑楽町は工事を始める1週間前までに交付申請が必要で、着工後や施工後の申請はできないとしています。館林市の住宅リフォーム資金助成金も未着工の工事が対象で、着工前の申請が求められます。桐生市も交付決定の通知を受けてから工事に着手するよう案内しています。一方で、太田市の再エネ機器導入報奨金や、みどり市の脱炭素推進補助金は設置後の申請です。制度ごとに違うので、使う予定の制度の手引きを先に読んでください。

給湯器の交換だけでは市の補助が使えないと言われました

A. 群馬県内には、給湯器の単体交換を対象外としつつ、住宅の改修工事と組み合わせれば対象になる制度があります。高崎市は製品のみの設置や交換は対象外としながら、浴槽の改修と一緒に給湯器を交換するような工事は対象になる場合があるとしています。桐生市も水回りの住宅改修工事を伴うことを条件にしています。千代田町はリフォーム一体工事として設置や取替えをした場合は対象とすると特記しています。浴室や台所のリフォームを考えているなら、給湯器の交換を同じ工事にまとめる段取りが有効です。

寒冷地向けの機種は必要ですか

A. 住んでいる場所によります。館林の1月の日最低気温の平年値は氷点下0.7度、前橋で氷点下0.5度ですが、沼田では氷点下4.6度、みなかみ町の藤原で氷点下6.2度、草津で氷点下7.8度、嬬恋村の田代では氷点下8.9度です。冬に氷点下が続く地域では寒冷地向けを選んでおくほうが安全側とされています。判断に迷うときは、住所と標高を業者に伝えて機種を選んでもらってください。県内に拠点のある会社なら、地区ごとの冷え込み方を把握しています。

雪が多い地域では設置に注意が要りますか

A. 必要です。みなかみの年間の降雪の深さ合計の平年値は906センチ、最深積雪は155センチ、藤原では年間1152センチ、最深積雪207センチです。草津も年間644センチ、最深積雪99センチ積もります。屋根からの落雪が直撃する位置や、除雪した雪を積む場所にヒートポンプユニットを据えると、吸い込み口や吹き出し口がふさがれて効率が落ちます。架台で高く据える、防雪フードを付けるといった対策を見積もりの段階で相談してください。前橋の最深積雪の平年値は11センチなので、県内でも平野部と山間部では前提がまったく違います。

工事は何日かかりますか

A. エコキュートどうしの入れ替えで、基礎を流用できて電源工事も要らない場合は、1日で終わることが多い工事です。基礎を作り直す場合や、ガスや灯油から電気に切り替えて専用回路を新設する場合は2日以上かかることもあります。工事の間は水と湯が使えない時間が生じます。タンクに水をためて沸き上げるまでにも時間がかかるため、当日の夜からすぐに湯が使えるとは限りません。日程を決めるときに確認しておいてください。

タンクの容量はどう選べばいいですか

A. 一般的な目安として、3人から5人の世帯で370リットル、4人から7人の世帯で460リットルが案内されることが多いようです。ただし浴槽が大きい家や来客の多い家では、人数より1つ上の容量が案内されることもあります。容量が足りないと湯切れして昼間に沸き増しをすることになり、割高な時間帯の電気を使ってしまいます。いまの機器で湯切れを起こしたことがあるかどうかを業者に伝えると、判断の材料になります。

エコキュートを入れたら電気の契約も変えるのですか

A. 夜間が割安な料金プランに切り替えるのが一般的です。群馬県は東京電力エナジーパートナーの供給区域で、同社のスマートライフ(オール電化)では午前1時から午前6時までが1キロワット時あたり27.86円、午前6時から翌午前1時までが35.76円と公表されています。加入には総容量1キロボルトアンペア以上の夜間蓄熱式機器などを使っていることが条件です。ただし日中も在宅して電気を多く使う世帯では、昼間の単価が上がることで不利になる可能性もあります。切り替えの前に、検針票を持って試算してもらってください。

断水したときにタンクの水は使えますか

A. 多くの機種には非常用の取水栓が付いており、断水時にタンク内の水を生活用水として取り出せます。トイレを流したり体を拭いたりする用途に使えます。ただし飲用にはできません。取り出す手順は機種によって違うので、取扱説明書の該当ページに付箋を貼っておくと、いざというときに探さずに済みます。

県外の会社に頼んでも大丈夫ですか

A. 県外に本社がある会社が悪いわけではありません。ただ、工事のあとに不具合が出たときにどこから誰が来るのかは確認しておいたほうがいいでしょう。群馬県内には、県名を冠していながら運営会社の本社が県外にあるサイトがいくつもあります。会社概要のページで本社の住所と県内の拠点の有無を確かめてください。運営会社の名前も所在地も書かれていないサイトは、候補から外すのが安全です。

市役所の職員がエコキュートを勧めに来ました

A. 自治体の職員が個別の家庭を回って特定の業者や機器を勧めることはありません。富岡市は公式サイトで、市役所を騙る太陽光発電事業者やエコキュート事業者への注意喚起を出しています。役所の名前を出して購入を促されたら、その場で決めずに、市役所や町役場の担当課へ直接電話して確認してください。電話番号は相手から聞くのではなく、自分で公式サイトや広報紙から調べます。

見積もりは何社から取ればいいですか

A. 2社から3社が目安です。1社だけでは金額が妥当かどうか判断できません。比べるときは総額ではなく内訳を見ます。基礎工事費、電気工事費、撤去処分費が含まれているか、税込か税抜かをそろえてから並べてください。安く見える見積もりが、実は別計上の項目を含んでいないだけということがあります。

まとめ

群馬県でエコキュートの交換を考えるとき、判断の軸になるのは住んでいる場所です。県内の1月の平均気温は伊勢崎の4.1度から嬬恋村の田代の氷点下4.5度まで8.6度の開きがあり、積雪も前橋の最深積雪11センチに対してみなかみ町の藤原では207センチと桁が違います。機種選びも設置の工夫も、この差から出発します。

補助金については、県単独の制度が確認できないぶん、国の給湯省エネ2026事業と市町村の制度をどう組み合わせるかが要点になります。市町村の制度はエコキュートの扱いで4つのパターンに分かれるため、自分の市町村がどれに当たるかを最初に調べておくと、そのあとの段取りが決まります。

この記事の要点を整理します。

  • 群馬県内に拠点があり公式サイトでエコキュートの取扱いを確認できた24社を、所在地と対応エリアと公開情報だけで紹介した。掲載順は評価の順位ではない
  • 県内の気温差は大きい。館林の1月の日最低気温の平年値が氷点下0.7度なのに対し、嬬恋村の田代では氷点下8.9度。山間部では寒冷地向けの機種と積雪への対策を前提に考える
  • 国の給湯省エネ2026事業はエコキュート1台あたり基本額7万円、性能加算を満たせば10万円。電気温水器の撤去には1台2万円の加算があるが、エコキュートの撤去は加算の対象にならない
  • 群馬県にはエコキュートを対象とする県単独の補助金が確認できない。市町村の制度は、エコキュートそのものが対象、太陽光連携型のみ対象、リフォームと一緒なら対象、対象外を明記の4パターンに分かれる
  • 着工前の申請を求める制度が多く、市内や町内の業者を使うことが条件の制度もある。業者を決める前に、住んでいる市町村の窓口で条件を確認する

次にやることは3つです。1つ目は、いま使っている機器の型番と設置場所の写真を撮っておくこと。問い合わせのときにこれがあるだけで話が早く進みます。2つ目は、住んでいる市町村の公式サイトで補助制度の有無と申請の時期を確認すること。工事に着手したあとは受け付けてもらえない制度があるため、業者を決める前に済ませておきます。3つ目は、県内に拠点のある会社を含めて2社から3社に現地調査を依頼し、書面で見積もりを受け取ることです。

給湯器は、止まってから探すと選択肢が狭まります。まだ動いているうちに情報を集めておけば、機種も業者も工事の時期も自分で選べます。群馬県のように県内で条件が大きく変わる土地では、その準備の差がそのまま結果の差になります。

なお、この記事に掲載した各社の情報と補助制度の内容は2026年8月9日時点で公式に公開されていたものです。制度は予算の状況によって受付が終了することがあり、各社の対応内容も変わることがあります。契約の前には、忘れずに最新の情報をご自身で確認してください。